雲間の朝日に想うこと


< 帰るは適切な表現でしょうか >


互いが、
互いに、
共通理解を有して。

齟齬無く、
振る舞うのだとすれば。



恐らくは。

其れは、
好ましい事なのだけれど。








徐々に、
徐々に。

専有する割合が、
減り続けて行く事は。




或いは。

好ましい事では無いのかも知れない。













けれども。











主の想いと。

従の機能と。



唯、
生を長らえ繋ぐ為の、
其の刻に。

想いは、
不要なのだ。



























言の葉を想い交わす、
刹那の後。

あの子は。


 「もうすぐ。」
 「私は帰らなくちゃ。」


再び、
入れ替わるで在ろう事を、
口にする。




抑も。

今の其処が、
本来の場所で在ると言うのに。




















其れだけ。


あの子が、
あの子で居られる体力は。

減り続け、
失われて居る。





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References
 Mar.25 2015, 「真の主従は逆なのでしょうか」
 Feb.27 2015, 「今の私は何方でしょうか」







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2015年04月12日(日)


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History
2008年04月12日(土) 変異も想いの一種でしょうか
2005年04月12日(火) 其の中に過去が潜んで居ないでしょうか





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