雲間の朝日に想うこと


< 夜中の海は止めませんか >


其の総てを把握する事など、
極めて稀で。


多かれ、
少なかれ。

自身の手に与り知らぬ物事が在って、
当然なのだけれど。





其れでも。




其の核と為る鍵や、
其の概要を為す要素は。


せめて。

朧気にも、
此の手に欲しいと希う。

















其れは。


気概と、
配慮を。

最大限に宿した、
想いだと。





十二分に、
理解出来たとしても。

























真夜中。









 「小坊主様」
 「いきなりの連絡失礼します。」
 「精神科医の・・・」



あの子の携帯を介して。

知らぬ名が、
あの子の昏睡と搬送とを、
告げて来る。




















数日前。


 「私。」
 「薬物中毒らしいよ。」


片言で触れた、
其の、
あの子の言の葉が。





俺が気付くべき。

一つの、
鍵だったのかな。






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2015年02月17日(火)


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History
2006年02月17日(金) 身に纏えれば素敵でしょうか
2004年02月17日(火) 何故撥ね返せなかったのでしょうか
2003年02月17日(月) 罠を仕掛け終わりましたか
2002年02月17日(日) 想いの代理品は届きましたか





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小坊主
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