雲間の朝日に想うこと


< 賭事の様な治療でしょうか >


時を巻き戻すには。

既に、
時間を費やしすぎたから。



其れが。

期待通りに振る舞う可能性は、
然程、
大きく無い。







其れでも。



自身の、
体力や気力や状況や資金を、
鑑みて。

此処が時機と、
見定めたのだろうか。













少しでも前を向いた、
想いで。


其れが、
形創られて居る事を、
希う。
























 「行って来るね。」
 「上手く行かなかったら此の儘音信不通だね。」
 「ほぼ末期での化学療法は賭だから。」
 「知ってると思うけれど。」


あの子は、
そう言い残して。

覚悟の旅路へと、
向かう。
















最後の誕生日を。

無事に、
祝ったから。





何方に転んでも良いと。

あの子は、
踏ん切りを付けた心算なんだろうな。





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References
 May.13 2014, 「身体に予感を訊いて居ますか」







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2014年06月02日(月)


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History
2011年06月02日(木) 過去の真が垣間見えますか
2004年06月02日(水) 寄り添う事は想いでは無いのですか
2003年06月02日(月) 少し塩辛いでしょうか





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小坊主
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