雲間の朝日に想うこと


< 縋る希望じゃいけませんか >


其の先に拡がる路を、
一つ、
一つ、
削ぎ落とし。

目標も、
希望も、
捨て去る事は。




決して。

総て失う事を、
意味する訳では無くて。







自身では無く、
自身を想う存在の。


後顧や、
憂いを、
取り除く事で。


次の一歩を踏み出させる為の。

其の想いに、
他ならないけれど。













同時に其れは。

自身を孤に追い詰める事と、
同義だから。



其処に、
ほんの一握りだけ。

心惹かれる想いを、
残すべきじゃ無いのだろうか。




他ならぬ自身を支える為に。





















 「何時か雪祭りに行くんでしょ?」

 「そうだよ。」

 「何時かカンガルーとボクシングするんでしょ?」

 「エアーズロックの上でね。」



二人の約束を出しに、
俺を励ます振りをして。

あの子は、
自身を奮い立てる。

















身体。

相当辛いんだろうな。





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References
 Oct.08 2013, 「唯一の支えを絶てますか」
 Oct.06 2013, 「手を離せますか」
 Oct.06 2012, 「想いの後始末だと言うべきでしょうか」
 Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」







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2013年11月06日(水)


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History
2004年11月06日(土) 最後の一日分を捲り終えましたか
2003年11月06日(木) 何の為に依存をするのですか





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