雲間の朝日に想うこと


< 浮かんだ命が真実でしょうか >


真っ先に浮かんだ、
其の存在は。


果たして、
想いの近さ反映するのだろうか。

其れとも、
距離の近さを反映したのだろうか。

或いは、
機能的に重要な存在に過ぎないのか。









倒れる棚を、
歪む床を、
割れる窓を、
崩れる壁を、
目の当たりにしながら。

抗う事も、
逃れる事も出来ず、
揺れに蹂躙されるが儘の、
自身の脳裏が。



自身の命より先に、
愛しい、
別の命を想う。





其れは。

極自然な事かも知れないけれど。

























娘では無く、
姫の命を、
第一に護りたいと。

俺は、
そう願ったのだろうか。



姫が無事なら、
娘も無事逃げたで在ろうと。

唯、
そう想っただけなのか。










連絡すら付かぬ儘で、
罅割れた道を急ぎ歩きながら。

真っ先に浮かんだ姫の意味を、
自問自答した。






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おかげさまで無事に過ごしています。元気です。
やるべきことがまだまだ多いので、取り急ぎの連絡まで。


小坊主


2011年03月11日(金)


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2006年03月11日(土) 二人の子に間違いないですか
2005年03月11日(金) 其れでも応えは否定ですか
2001年03月11日(日) 俺を想う余裕がありますか





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小坊主
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