雲間の朝日に想うこと


< 二人の子に間違いないですか >


自身を構成する、
要素は。

必ずや、
異なる二つの流れを、
汲む筈だけれど。




其の、
一方の流れが。

一端すら、
表出せぬ時に。



何を想うのだろう。







得られる筈の、
充実感が。

一部、
欠如するのだろうか。



自身が、
否定されたとの想いを。

心に、
宿すのだろうか。










待ち望んだ喜びに、
加えて。

意地に近い想いが。



強い口調と、
自慢気な顔に。

秘められて居るのかも知れない。













睫毛の長い所が、
母似だと。

そう口にした、
来訪者の目の前で。



 「ほら!」
 「良いところは全部私似じゃん!」



抗議するかの様に。

姫は、
俺へと主張した。













初めて、
似てると言って貰えて。

本当に、
良かったね。





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References
 Feb.24 2006, 「お怒りでしょうか」
 Feb.20 2006, 「紛れも無い血でしょうか」
 Oct.31 2005, 「二つの色の何方でしょうか」







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2006年03月11日(土)


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History
2005年03月11日(金) 其れでも応えは否定ですか
2001年03月11日(日) 俺を想う余裕がありますか





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