雲間の朝日に想うこと


< 正直は想いを遠避けませんか >


言葉には。

個々の想いを反映する、
特有の、
符号が在って。



恐らくは。

自身の有り様が、
無意識に、
其処へ投影されて居る。




其れ故に。



想いを以て、
丁寧に、
丁寧に、
其の一文字一文字を辿れば。

或る程度は、
其の解を探り当てられる筈なのだ。











けれども。

其の解に逢わせる適切な術を、
持たぬのなら。



其の解に至ったのか、
否か。

其処に、
違いは生じない。





















 「あのホテルってどこでしょう。」

 「今日泊まりなの?」

 「知らないおじさんに『ついてきて』って言われたんですけれど。」
 「分からないので逃げて来ちゃいました。」





唐突に、
隧道の向こうから届いた文。

其処に刻まれた、
見覚えの在る符号に惑う。

























一つ前の雄と、
諍いを起こした翌晩も、
同じ様に。

応じる術を、
見付けてあげられなかったね。





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References
 Sep.12 2009, 「触れても良い距離なのでしょうか」







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2009年11月15日(日)


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History
2007年11月15日(木) 少しは興味を惹けるでしょうか
2005年11月15日(火) 遠慮も大切に温められますか
2004年11月15日(月) 寒さを半分貰ってくれるのですか
2003年11月15日(土) 見つめ直して居ますか





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