雲間の朝日に想うこと


< 見つめ直して居ますか >


顔が見えない距離だから。

表情を通した其の奥底を、
会話や文字では追えないけれど。


情報量さえ多ければ。

其れを束ねて、
想像と理解を深めて行けるから。



今日の貴女を、
今の貴女を。

出来るだけ多く含んだ情報を、
欲するのだろうか。





今日の違いを探す旅は、
相手に自身を見つめ直して伝え直す、
そんな作業だからこそ。


貴重な行為で在ると同時に、
相手の今を感じ取れる切っ掛けとして、
存在し得る。










 「最近はね、仕事が『楽しい』って思えるようになったよ。」
 「自分が『楽しい』って思ってるからなのか。」
 「事務所のオジサマに『おや?明るくなったね〜』って言われた。」



貴女の文が、
今日も届いた。










そんな話が聞きたかったんだ。










例え其処に、
巨大な悔しさや嫉妬を内包して居ようと。

其の場に居られぬ自分を呪い、
其の場で感じ取れる他の雄を呪おうと。



普段触れ合う人から発せられた言葉は、
俺にとって貴重なんだ。











顔が見える人の言葉だから。





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References
 Nov.12 2003, 「相手の傍に身を置けますか」


2003年11月15日(土)


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