何らかの刺激に面して、 其処から、 如何なる想いを得ようとも。
別段、 不思議な事では無いのだけれど。
其の、 刺激が属する範囲を、 逸脱する事無く。
飽く迄、 反映する想いが生じるのでは、 無いのだろうか。
其れとも。
鋭い感性を有するのだと。
寧ろ、 そう想えば良いのだろうか。
南米の大河に在り、 滴る生き血を喰らうと言う。
其の、 獰猛な肉食魚に応じて。
「さかな!」 「さかな!」
普段、 喰らって居る其の獲物が、 眼前に在るのだと。
娘は、 嬉々として手を伸ばし。
一方で。
楽しかったでも無く、 綺麗だったでも無く。
「美味しかった♪」
昼食の、 牡蠣と麦酒が絶品だと。
姫は、 嬉々として言う。
今日は 水族館に来たんだよね?
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