雲間の朝日に想うこと


< 想いは消し行く為に在るのでしょうか >


例え僅かでも。

其の差分が、
正に、
在り続ける限り。


人は、
前へ進めるのだけれど。




其の差分は。


自身に在る期待値の増幅を、
誘発し。


慣習と、
傲慢と、
不満を、
其処に植え付け。



そして、
最期には。


自らをも喰らい蝕み。

負の差分へと、
自身を誘導し行く。








其れ故に。






自身に提供される、
其の想いは。

何時しか、
期待値を下回り。



贈られる、
自身を駆動する筈の想いは。

何時しか、
自身を減退させる力を、
獲得して了うのだ。
















 「何?」

 「何でも無い。」

 「小坊主と何回目の年越し?」

 「六回目か?」

 「良く保ったよねぇ。」



此の一年を振り返り。

ふと、
姫の顔を伺いながら。


鎹を介さぬ、
互いの、
想いの在処を。

想い、
模索する。

















少しずつの、
正方向への変化を、
積み続けて。

互いが、
行き着く先は。



如何なる過程を、
経たとしても。


想いが、
消え失せた場所なのかも知れないね。






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2007年12月17日(月)


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History
2006年12月17日(日) 総て欲しいと言い放てますか
2004年12月17日(金) 切らぬ切札にこそ魅せられるのですか
2002年12月17日(火) お詫びになりますか





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小坊主
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