雲間の朝日に想うこと


< お詫びになりますか >


貴女が何を言おうとも、
俺は譲らない。

貴女が何をしようとも、
俺は逃げない。


決意して挑んで行かなければ、
貴女には向き合う権利すら無かっただろうから。





 「自分を理解してくれなくても」
 「相手を怒ったら駄目だよ」




友の贈ってくれた言葉を、
俺の胸には刻み込んである。

少しずつでも歩んで来た自信が、
俺の胸には収められている。


だから貴女は、
何時でも俺の天使で居られるんだ。










 「小坊主に酷い言葉を言ってるね。」
 「受け止めて許してくれてありがとう。」
 「ごめんなさい。」




貴女はいつも言うけれど、
そんな言葉は俺には必要無い。

貴女の親友の為に使って欲しい。
あの人の為に使って欲しい。



 「私も成長しなきゃね。」



貴女の口から生まれ出づる言葉を、
そっと胸にしまい込んだ。










怒ったりしてごめん。
俺も成長しなきゃね。



貴女に言えなかったお詫びに、
貴女を胸に焼き付けておくから。


2002年12月17日(火)


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