雲間の朝日に想うこと


< 約束の華は離れ離れでしょうか >


其の過程に、
芯を据えて居るのだろうか。


其れ故に。


其の華を、
三者が、
眼に焼かずとも。

既に、
自身の想いは満たされて居るのかも知れない。





けれども。




其れは。

同時に、
或る種の想いの消失をも、
証して終うのだ。

















姫は。

約束の華に、
夢中で携帯を向け。



娘は。

華になど興味が無いとばかりに、
歩き回り。



そして、
俺は。

娘を目で追い、
華など観ては居なかった。

















初めの、
数発の轟音に、
驚き。

一瞬、
泣き顔を魅せながらも。


直ぐ様、
光点に目を向け、
不思議そうに眺めた筈の娘は。



本当は、
何を観て居たのだろうか。










今年の約束の華は。


我が家からの、
全く同じ場所からの。

別々の華だった。





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References
 Aug.06 2006, 「約束の華は待てば届くのですか」







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2007年08月05日(日)


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History
2005年08月05日(金) 約束の華は揚がり続けますか
2004年08月05日(木) 想いは壁を創って居たのですか
2003年08月05日(火) 天秤ごと支える力が備わるだろうか
2002年08月05日(月) 今日は何の日ですか





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小坊主
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