雲間の朝日に想うこと


< 奥深き想いの証拠ですか >


幾度も、
幾度も、
想いを縒り逢わせて。

深く、
奥行きの在る想いが、
育ち行くから。



其の、
想いの深度を。

的確に具象化可能な、
言葉や、
音楽や、
形など。


現実には、
存在出来ぬのだろうか。






其れとも。





飽く迄。

想いは、
仮想領域に描かれる虚像に、
過ぎないから。


其の、
想いの具象化など。

端から、
不可能なのだろうか。












如何なる物を以てしても。

自身の想いを、
反映出来ぬ時に。


途方に暮れて終うけれど。




想いを充足出来ぬ、
其の事こそ。

深き想いの証に、
他ならない。


















 「ごめん。」
 「小坊主に似合う物が見つからないよ。」
 「想いの方が鮮やかで。」


坂の街の人から。
謝罪が届く。






そんな言葉など、
不要なのに。





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References
 Apr.08 2007, 「少しは軽く想えるのでしょうか」







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2007年05月11日(金)


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History
2004年05月11日(火) 何方に在った重荷ですか
2003年05月11日(日) 貴女の過去は幻ですか





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小坊主
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