雲間の朝日に想うこと


< 少しは軽く想えるのでしょうか >


既に、
数える事など放棄する程に。

積み重ねられた、
其の、
頭上の石を。


高が、
想い一つ如きで、
跳ね除けられるなどと。

想わぬけれど。




其れでも。


僅かな想いが、
少しでも、
其の世界を拡げる糧と成る様にと。


希い乍。







一方で。



其の、
積まれた石の重みを、
真に理解せず。

空想上の重みで、
無責任に、
潰れ掛けるのだ。













個対個。

直に、
向き逢う事を許された、
間柄ですら。



何度も、
何度も、
怯む俺に。









 「辛かったんだ。」
 「数人での交渉になると。」
 「どうしても聞こえない私が遅れてしまうから。」



個対複。

音の発する方向すら、
捉えられぬ、
坂の街の人は。


何を想うのだろう。

















 「絶対に卑屈にならなかったの。」
 「小坊主の想いに包まれていたから。」


坂の街の人が、
そう、
口にする程。






俺に、
芯は無いのにね。





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References
 Jan.29 2007, 「相手の言葉を使いこなせますか」
 Feb.25 2007, 「響きを贈れて居ますか」
 Apr.05 2007, 「好きな花は何ですか」







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2007年04月08日(日)


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History
2005年04月08日(金) 下着姿で転がって居る頃でしょうか
2004年04月08日(木) 迷いと確信は並立しないのでしょうか





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