雲間の朝日に想うこと


< 何時か俺も消えるのでしょうか >


配慮の一種だろうか。

其れとも、
本音の吐露だろうか。


其の解が。

何方でも、
何方で無くても、
然したる違いは無いのだけれど。




存在が消失する。


唯、
其の一個の現象を、
不思議に想ったのだ。













嘗て、
繋がれて居た時も、
そして、
放たれた今も。


変わらずに。

自身の内に、
要として居た存在が。




幾度と無く、
変遷を繰り返した想いの、
内に在って。

忘れ得ぬ要として、
堅く、
堅く、
在り続けた存在が。








何故に、
融け出すのだろう。



















 「今も好き。」
 「今も大切。」
 「そう想ってる筈なのに。」







坂の街の人は。

じっと、
俺から視線を離さずに。





漏れ出さぬ様に、
自身の殻へ閉じ込めて在った人が、
居なく成ったのだと。

俺に、
告げた。





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References
 Feb.26 2007, 「最初の本音でしょうか」







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2007年02月28日(水)


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History
2004年02月28日(土) 似合う想いに届くでしょうか
2003年02月28日(金) 今晩も凌げるだろうか





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