流れ行く時間軸に、 刹那の、 極限値を印すならば。
其の一言に。
如何なる矛盾も、 差し挟む余地は無いけれど。
流れ行く時間軸の、 変遷を、 眺め進めたならば。
明らかに。
噛み合わぬ言葉が、 並んで終うに違いない。
約言の有効期限は。
果たして、 何れ程の長さを有するのだろう。
果たせずに在る約言を、 忘れた事など。
一度足りとも無いけれど。
遠回りに。
或いは、 逆向きに歩んでも。
其れは、 破棄されず、 残り続く物なのだろうか。
未だ、 約束は生きて要るのかな。
此の、 俺相手で。
在りもしない想いが、 時折、 顔を出す。
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