繰り返し、 繰り返し。
其の内に、 種々の擾乱を抱えながらも。
其の輪は、 廻り、 生は、 入れ替わり行くけれど。
其の輪に在る、 個々は。
其の輪の中で、 飽く迄、 弛まぬ遷移を続け。
軌道を、 変化させ続けるのだ。
互いが、 出逢った頃に。
互いに、 口にした言葉が。
記憶の片隅に、 今も、 残って居るか。
分からないけれど。
次の、 其の時にも。
同じ想いが、 生じるならば。
其れは。
何の変化も無い輪を、 もう一度、 なぞって居るに過ぎない。
出逢いは必然?
違う。
其の遷移の中で、 何かを得て。
次の遷移へと進めねば。
其れは、 必然などでは無く。
唯、 流れに身を委ねて。
渦を一度、 回転したに過ぎないよ。
---------- References Sep.17 2006, 「緩衝材でしょうか」 Sep.11 2006, 「張り子を固めて育つでしょうか」
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