未だか、 未だか。
希い、 待ち望む、 其の時よりも。
あれよあれよ。
自身が、 其の歩みの速さに惑う位の方が、 良いのだろうか。
形よりも。
互いの歩みに、 意識を、 集中し続ければ。
きっと。
其の形に拘る事無く、 想いが、 育まれ行くのだから。
其れ故に。
形に拘り、 互いを吟味し合う事無く、 歩んだ、 嘗ての日々より。
見つめるべき対象に、 意識を、 注いで居るであろう、 今の方が。
良き日々で在ると、 想えるのかも知れない。
「嫁ぐことになりました。」 「あっという間に決まっちゃって自分でもびっくりです。」
久しぶりの、 君からの文に。
「おめでとう。」 「今度こそ、幸在れ。」
久しぶりに。
琉球硝子の盃に、 泡盛を注ぐ。
---------- References Aug.28 2005, 「費やす時間は適正でしたか」 May.08 2005, 「顔を向ける方向が違いませんか」 May.05 2005, 「未だ平常へ戻る余地は在るでしょうか」
|