何時の間に、 想いが、 遷移して行くのだろうか。
相手の幸せを希う想いが、 無ければ。
端から。
其の手を取り、 踏み込む事など出来ぬ筈なのに。
此の手に、 其の手を、 触れさせた瞬間。
其の想いは。
自身の為の、 想いに、 近づいて終うのだ。
其れ故に。
失う事の無い、 自身の幸せのみを希う、 想いを。
もう一つ。
他に、 欲するのかも知れない。
例え。
揺らぐ事無く、 片想いを、 贈られ続けて居ても。
良いんだ。
もし俺が、 一つ、 役目を終えたのなら。
其れは、 望んだ、 前へ向く想いだろ。
---------- References Aug.28 2006, 「羨望の一種でしょうか」
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