自身の想いに、 強度や、 深さを添えて。
相手に、 贈り行く為には。
手を変え、 品を変え。
数々の理由付けをする必要が、 在るのだけれど。
無論。
本筋の想いこそが、 飽く迄、 根幹に値するのだ。
其れ故に。
全ての柵を、 完全に取り払って。
自身の、 探り当てた芯を元に、 贈る筈なのに。
柵を楯に。
想いは、 受け流されるのだ。
子や、 親や、 様々な理由を、 振り翳せば。
本筋の無さを、 詰り。
本筋の想いを、 純粋に、 叩き付ければ。
子や、 親や、 他の理由を持ち込んで。
姫は、 想いを逸らす。
一対一で、 向き逢った上での、 結論だと。
俺は、 姫と共に在りたいと。
始めから、 何度も、 言ってるだろうに。
---------- References Jul.22 2005, 「世間体は言い訳でしょうか」 |