雲間の朝日に想うこと


< 楽には成れないのでしょうか >


何を以て、
楽と表現するのだろう。

何を以て、
楽と定義出来るのだろう。




深さか?


浅い接触で留めれば。

お互いに、
自身に都合良い相手を、
取り出し易いけれど。



重さか?


自身の行為に、
責任を負わなければ。


此の身は軽く、
自由と言う自分勝手を、
満喫し易いけれど。











相手が、
何を視て来たのか。

其の全貌を、
例え理解出来なくとも。


尊重し、
受け止め、
融合し、
改良して。

想いに換えて、
先へ進んで行く事は。




相手が、
何を想うのか。

其の全容を、
例え把握出来なくとも。


推測し、
受け容れ、
交換し、
昇華して。

想いに換えて、
共に歩んで行く事は。





抑も、
容易な事だろうか。

















好きだから、
寄り添い。

愛するから、
診護る。


僅か其れだけの想いを、
全う出来ぬから。




掃いて捨てる程。


数多の別離が、
湧いて出るのだ。


















 「もっと、楽な恋愛がしたいよ。」



姫の言う、
楽な恋愛とは。

何の様な物なのだろう。


2004年08月27日(金)


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History
2003年08月27日(水) 試す言葉が傷を産まないのでしょうか
2001年08月27日(月) 許されない恋が育っていますか





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