自身に宿す、 其の内なる対象は。
外殻の動態を、 制御し。
成長の糧を得ようと、 積極的に、 働きかけるから。
半ば、 赤子の様に。
闇雲に、 求めるのかも知れない。
けれども。
其の動態に、 周囲も、 応じて終えば。
内なる対象に、 奪われた、 其の活動量を。
取り戻す為の、 支えすら。
失って終うのだ。
聞き分けの無い、 子供の様に。
寄り添う安心と、 寄り添う人肌を、 要求して。
「小坊主も寝るの!」
姫は、 強制的に。
俺の生活時間を、 睡眠へと変換させる。
無理矢理の、 昼寝の直後に。
再び、 眠れる筈無いのに。 |