其れは、 想いから生じる感覚では無くて。
飽く迄、 経済感覚的な、 応えなのかも知れない。
其れ故に。
楽だ、 或いは助かると言う、 言葉達が。
肯定の理由の、 初めに、 据えられて居るのだ。
弱点に目を向け、 其の補強を、 最優先させる事は。
自然な事だけれど。
無理をせずに。
或る程度、 頼り、 共有し合う事も、 肝要だと。
確かに伝えたけれど。
其の切れ目は、 縁を切る力を備えると。
古来から、 言い伝えられて来たのも、 事実で。
優先された、 経済的な絆は。
飽く迄、 想いの絆よりも、 簡単に、 千切れるのだ。
「一緒に住んだの。」 「後悔してるじゃん。」
「してないよ。」 「良かったと思ってる。」
其の、 姫の応えは。
姫の不安が、 一つ消えたと言う事実に、 他ならないけれど。
恐らく、 想いより金が優先されて居る。
---------- References Apr.10 2005, 「納期を設定されたのですか」 Apr.09 2005, 「憂鬱を緩めて行けるでしょうか」 |