雲間の朝日に想うこと


< 其処まで大切な物ですか >


自身の、
耳を傾ける事無く。

相手から、
自身へ届けられる言葉を、
其の儘、
素通りさせる事は。



想いの欠如に、
他ならない筈だから。









自身が、
何の様な状況下に在っても。

相手の言葉に、
耳を傾けようと想い。





想いに、
不足が生じた時には。


相手の言葉の、
重要度には依らず。


反省の想いを、
胸に抱くのでは無いのだろうか。









其れ故に。




 「今日の双子座、ビリだよ?」
 「ちょっと!」
 「新聞に夢中で私の話聞いてないでしょう!」

 「ごめん・・・。」


今朝の、
姫の尤もな指摘に。

自身の想いの不足を、
恥じたのに。











姫は何処かに、
価値基準を、
棲まわせて居るのだ。


俺の重要度とは、
異なる基準で。













 「私スライムなんだから!」
 「早く電話切って!」


姫の、
大切な其奴は。













俺の、
電話越しの相談より、
重要なんだね?


2005年03月08日(火)


----------
History
2004年03月08日(月) 爪痕程度で櫻を散らせますか
2002年03月08日(金) 心に蓋をするのですか
2001年03月08日(木) 何故胸の内を開けたのか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL