雲間の朝日に想うこと


< 贈る心算で奪ったのでしょうか >


感謝や、
労いや、
奉仕の想いを。

其処に、
如何程詰め込んでも。


其の想いが、
相手に伝播せぬ事など。

日常茶飯事で。




自身の想いが、
正確に、
相手に伝達される事など。

寧ろ、
稀少だけれど。







其の、
想いの中に。


好奇心や、
自己顕示欲や、
征服欲や、
遊び心など。

多くの雑念が、
混じり込んで居たから。




其処に、
怒気が生じたのだろうか。












痙攣に、
自由を妨げられ。

踊る為の羽をもがれた姫は。


 「もう上に乗れないじゃん!」


半減し、
迫力を失った怒気を。

其れでも、
必死に贈り続けて来た。













姫に、
愉悦を贈ろうとして。

其の愉悦を、
強奪して終ったのか。




奉仕の想いを建前に据え、
姫を弄び。

姫の、
踊る楽しみを封じたのか。













深く、
強く、
其の感覚を感知出来る様にと。

大小、
長短、
多寡、
様々な波動を、
懸命に捕らえたのに。








 「初めて手でいかされちゃった・・・」
 「何でそう言う事するのよ!」



如何して、
怒られるのだろう。





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References
 Oct.31 2004, 「上下関係は要るのでしょうか」


2004年11月27日(土)


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History
2002年11月27日(水) 根雪の様に残り続けますか
2001年11月27日(火) 貴女にも確かな跡がありますか





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