雲間の朝日に想うこと


< 互いに様子見して居るのでしょうか >


突然、
目の前から消えようと。

何の前触れも無しに、
携帯が、
音声や文を受け取らなくなっても。


其れは、
何らかの意思表示か、
何らかの事情であって。





直接的に、
或いは間接的に、
自身へ関わる事であろうと。

全くの、
無関係であろうと。


自身の、
深く踏み込む所では無いけれど。







如何して?







其の理由や、
其の事情を、
想わぬ筈は無いから。


何時か、
其れを伝え残して欲しいと。

常に、
希って居るのだ。















飽く迄、
正常範囲の返事なのに。

妙な行儀の良さが、
何故か、
刺々しく認識される。


 「そうですか?」






現実で目の当たりにした、
一時の再接近と。

同時に起きた、
行為や想いの擦れ違いが。


互いの、
何でも無い遣り取りに。

執拗に、
妙な違和感を挟み込む。









俺が、
過剰に意識して居るだけ。

何れだけ言い聞かせれば、
想いは、
休まってくれるのだろうか。

















久しぶりに繋いだ、
其の先には。

赤色の人型の列に、
独り、
彼女の、
水色の人型が在るのに。




開いた窓へは、
一文字すら書けやしない。





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References
 Aug.10 2004, 「其の奥と脇が良いのでしょうか」


2004年10月07日(木)


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History
2003年10月07日(火) 徐々に溜まって行くのですか
2002年10月07日(月) 暗い道を照らしてくれませんか





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