< 明日は何度挑めるでしょうか >
真夜中に。
互いの想いを、 濃密に交わした事は。
良く、 覚えて居たけれど。
明け方の、 戯れの最中に。
お互い、 眠りに陥った事も。
しっかり、 覚えて居たけれど。
真夜中の、 第二試合は。
完全に、 記憶の外なのだ。
「小坊主、覚えてないの?」
「本当に二回?」
「うん♪」
心身共に、 充実した朝の。
最初の会話で。
何故に。
明日の心配を、 しなければならないのだろう。
明日は、 特別な日だから。
明日は、 特別な日なのに。
実弾が、 若干不足気味で。
何度も挑めるのか、 姫の想いに応えられるのか、 不安だよ。 |
2004年05月29日(土)
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2003年05月29日(木) 逞しく在りますか 2002年05月29日(水) 実現しますか
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