其の日一日が。
想いの溢れた、 佳き日で在ったから。
感謝の意を、 最大限に込めて。
必死に、 我慢をしたのだ。
想いに応える想いが、 溢れ出て。
其の感触に、 迸る寸前の想いを。
必死に、 封じ込めなければ。
想いが創った、 此の一日への感謝が。
圧倒的に、 足りぬ気がしたから。
「本当に、私で感じてる?」
姫は、 不安そうに言うけれど。
「何で我慢するのよ!」
姫は、 半分お怒りだけれど。
行為に、 俺が込める気持ちは。
何時でも、 姫への感謝が、 其の大半を占めるのだ。
快楽は、 二の次の雄が居ても。
良いんじゃない?
---------- References Apr.02 2004, 「想いを込めて触れてはいけませんか」 |