< 実現しますか >
朝起きた時から、 肌で感じる温度が高かった。
遠く離れた貴女も、 同じ想いを感じていたんだね。
「今日は暑いね〜!」
そんな貴女の言葉に嬉しさを覚え、 軽快に口が動いていく。
「まだまだ甘いんじゃない? 俺の実家に挨拶に来られないゾ!」
「あなたこそ真冬に私の実家へ来れないよぉ! 遭難しちゃう!」
ほんの他愛もない話だ。
けれども、 決して現実にならないだろう話。
暑かろうが寒かろうが、 俺はどっちでも構わない。
実現するなら我慢できる。 |
2002年05月29日(水)
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