あおい世界
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2024年08月29日(木) |
本■汝と不確かな壁。 |
凪良ゆうさんの 『汝、星のごとく』。 『流浪の月』 で本屋大賞を受賞し、3年後、再び受賞した作品。 今回も毒親の存在が大きい内容。 親に縋られ、親から離れられず、ヤングケアラーを強いられ、 なかなか幸せを得られない二人。 共に分かち合うこともあるものの、 成功のタイミングがずれるためにすれ違う二人。 そんな中、穏やかで揺るぎない先生が救い。 久しぶりに読書で涙しました。 先生の存在に博愛を感じました。
次に久しぶりに村上春樹さんの作品 『街とその不確かな壁』。 相変わらず村上ワールドに溢れていて、 何がどうなっているの?状態でした。 最後まで意味不明な部分が多く、読解力の乏しさを感じました。
それにしても今回、1週間でこの2冊を読みました。 340ページと660ページとという長編で、 いつも週に1冊程度ののんびり読書をしている身としては、 超スピーディーでした。 というのも、予約待ちだった本が4冊も受け取り可になり、 それも、どの本もその後の予約数が多く、 この機会を逃すわけにはいかないという状況だったからです。 最近家では、 YouTubeやドラマ、スポーツ観戦などをすることが多く、 職場やカフェでしか読書していなかったので、 のんびりでいいと思っていましたが、 たまにはこんな風に短期集中で読むのもいいですね。 読書し始めの頃を思い出しちゃいました。 次の2冊も期限までに読み終わらせなくちゃ。
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