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■ 2007年11月20日(火) 出雲大社 神在祭 <画像あり>
6時20分に起きるつもりが、アラーム止めて気が付いたら7時10分。案の定な1日のスタートです。 ホテルの窓に掛かったスクリーンを開けると、外は大荒れ! 風も強いし雨も降ってます。これはいいお忌み荒れですね!(ヤケ
支度をして荷物をまとめて、8時半にホテルを出ました。出雲大社の参拝開始時間は8時半(神在祭の期間も同じかは知りません)、神在祭は9時スタートです。のんびりしてたら駐車場入れないかも、と思ったけど、まだ大丈夫、だいぶ混んでたけど待たずに入れました。
駐車場から境内に入り、手水場で身を浄めていると、後ろの社務所から和傘を差した神職が出て来ました。時間は9時まであと数分。うわーいギリギリ間に合った。神職の皆様より一足先に八足門前へ向かい、お祭りが始まるのを待ちます。
やがて八足門前の参拝客を警備員さんや白衣に萌葱色の袴を着けた若手神職さんが左右に除け、先程の神職さんたちがご登場。
門の前で待ちかまえる若手神職さん2人が傘を受け取り、行列してきた神職さんたちが中へと入っていきます。 その行列が通り過ぎ、門の中へと消えて行くと、それを取り囲んでいた参拝客がどっと門の前へ。これから門の中で神在祭です。
まず楼門で修祓が行われ、それから多分宮司さんとその次に偉い方(権宮司さんなのか禰宜さんなのかそれともまた違う名称か知りません)が、本殿へと上がっていきました。それから他の神職さんも本殿の階段やその横の方へ並んで(たと思う。八足門外からではちゃんと見えません)、神様のお食事を本殿内へと運んでいた様子。 それから祝詞が奏上されたり巫女さんが楼門のところで舞を奉納したり、参列している出雲大社教の信者の皆様なんかの玉串奉奠があったりで、神在祭が終わったのは10時15分くらいでした。 その間私は八足門の前を右往左往(?)して中を覗いたりしていた訳ですが、昨夜より寒いです。 雨は比較的早くに上がったけれど、でも朝早い所為なのか寒い。いや早いっても9時10時ですよ? 昼間だし、と思って昨日よりも若干薄着なのがいけないのか、いやでも絶対今日寒いと思う! 神職の皆様が最初と同じように列を成して門を出て来られるのを、我々も同じように取り囲んで見送ります。
袴まで白い御方が、多分宮司さんだと思われ。 このあと11時から神楽殿で龍蛇神講なので、神職さんたちは神楽殿の方へと行列していきました。 そして行列が終わったら、私は再び八足門の前へ。取り敢えず、お祭りも終わったのでしっかりと参拝です。出雲大社は二礼四拍手。参拝を終えたら、その脇でじっと待機です。何をって? 中に入れてもらえるのをですよ! 神在祭の期間中は、普段は入れない八足門の中に入ることが出来ます。そして門内に祀られている龍蛇神を参拝することが出来ます。 龍蛇神は、出雲大社の御祭神である大黒様(大国主命)の御使神として、八百万の神様をお迎えになるんだそうです。火難・水難除け、そして福の神として崇敬されているとか。 しばらく待って中に入り、列に並びました。御垣内の一番端、門を入って左手の隅に、御神輿に乗った状態で龍蛇神は安置されていました。順番に参拝するんですが、まずお供え物や賽銭箱が置かれた正面で二礼四拍手、そのあと右回りに右手に回って二礼四拍手、後ろで二礼四拍手、左でも二礼四拍手、と、皆さん計4回も拝んでるので、一応それに倣いました。倣いましたけど、そうするものなのか?? 龍蛇神さまは1匹(という単位でいいのか判らないけど)です。その正面でお参りした後、側面背面でも拝むものなのかしら。別に良いけど、そりゃーこれじゃ列はなかなか進まないわ、と思いました。まあ待ってる間に八足門内から見る本殿等を堪能しましたが(でも神在祭参列者用のテント越し)。 ちなみに龍蛇神さまは、多分金属製(銅か何か?)で細く、串(なのか物理的な支えなのか)の周りにとぐろを巻いてました。新体操のリボンをくるくると回して出来る円錐形のような。 本来、龍蛇神というのはこの季節に海岸に打ち上げられるウミヘビらしいんですが、最近は護岸工事の影響で滅多に打ち上がらないとか?
参拝を終えたら、神職さん(大社国学館の学生さんみたい)から御神酒と御洗米を頂き、神在祭限定の御守を巫女さんに頂きました。ひとつ150円。6つ頂いてきたので、5つは帰京の土産です。何人に会うか判らないけど、はやいもの順。
御守といっても、紙製の小さな御札のようなものです。肌守だと巫女さんが言ってました。
八足門を出ると、列はズラリと拝殿の方まで続いてました。噂に違わぬ行列っぷり。自分が何分並んでたかは判りませんが、これは1時間できくか? 私なんか列に並んだの、門入ってからだもんな。 待ってて良かった(凍死しそうでした)。
それからぐるりと境内社を参拝し、駐車場を抜けて一度境内を出ます。時間はもうすぐ11時半。お昼に良い頃合いですね。 また羽根屋に行っても良かったんですが、折角なので今日は近くのお店で食べることに。駐車場を出てすぐ向かい、稲佐の浜へ向かう道の角にある「八雲」に入りました。 出雲蕎麦は割子を頼むのが基本なんですが、余りの寒さに今日は温かいたぬきそばを注文(釜揚げと悩んだけど、写真見た感じ違いは天かすの有無っぽかったので、たぬき。寒いからカロリー取りたい)。あまり待つことなくすぐに来ました。 ちなみに具は天かすの他は割子と同じ、もみじおろしとねぎとのり。温かさが身に染みます。手がかじかんで箸が巧く使えませんが。 出雲大社近くの蕎麦屋といえば、前来た時に荒木屋さんに入りました。評判のお店なんですよね。雑誌とかでもよく目にするし。でも私と彼は八雲の方が美味しかったと思いました。今回は割子じゃなかったんで、次は割子食べてちゃんと比べてみたい。
それから駐車場に戻って車を出し、稲佐の浜方面に車を走らせます。目指すは出雲大社境外攝社・上の宮(かみのみや)です。出雲に集まられた八百万の神々が、此処で合議しているというお社です。
境内にテントが張られ、神職が2名待機していました。会議の邪魔にならないよう、静かに参拝させて頂きました。
道すがら見た稲佐の浜の日本海は、これまた見事な荒れっぷりでしたよ。瀬戸内海は勿論、太平洋でもあまり見ません。流石日本海。冬はいつもこんなんだろーな(違う?)。
時間は12時過ぎ。まだまだ出雲を満喫しようと思えば出来る時間ですが、私、明後日にはまた東京へと帰るのです。明日荷造りと荷出しをしなきゃなりません。てことは、今日中に洗濯とかしなきゃならないワケで。
そういうワケで出雲を後にしました。まあ来ようと思えば日帰りで来れるし(冬、雪積もられると無理だけど)。途中、佐田町を経由したので「ゆかり館」の看板が物凄い勢いで誘惑しましたが、運転手があと3kmの所であっさり逆へ。ああー温泉がー! とはいえ、火曜の今日は休館日だったらしいんですが。嗚呼いつか入りたい。いや寧ろ泊まりたい(全室温泉の内風呂付きなんて!)。須佐神社も御無沙汰しちゃってるしー。
そんなこんなで、東広島の高屋に夏頃出来たイオンショッピングセンターに寄り道したりして(毎月20日はお客様感謝デー)、6時過ぎには帰宅しました。
神迎祭・神在祭、なかなか行く機会はないだろうけど、今年行けて良かったです。神縁に感謝。
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・過去の「今日」。
2005年11月20日(日) もっと悩める携帯電話 2004年11月20日(土) 声のmagic <画像あり> 2003年11月20日(木) 自傷 2001年11月20日(火) 天才は生まれつくもの。
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