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■ 2001年11月20日(火) 天才は生まれつくもの。
小学校の時、6年間同じクラスだった男の子は、猛勉強するワケでもないのに凄く頭が良くて、関東では男子御三家の筆頭とされる私立K中学にあっけなく合格してしまった挙げ句、友達と離れるのが嫌で、地元の公立中とどちらに行こうか迷ったけど周りに「もったいない!」と言われてK中への進学を決めた(らしい)という逸話を持つ子でした。秀才ではなく、天才ってこーゆー子を言うんだなあ、なんて、当時12歳の私は思ったもんです、ハイ。 そんなワケで違う中学になったため、中学・高校の6年間は、彼と私の妹同士が同じ学年だったので、たまに母から彼の名前が出るくらいで私の生活に何の関わりもなかったのだけれど、確か大学1年のある夜、某「TVチャンピオン」の漫画王選手権だかアニメ王選手権だかに「東大生」の肩書きで出演する彼を発見。「いや〜、やっぱ天才だったんだなー」などと思ったものでした。
で、今日。しし座流星群を見に行っていた間の新聞を読んでいたら、読売新聞土曜夕刊の読書コーナーにある「帯でヒット!?」欄に彼の名が!! 書名は『立花隆先生、かなりヘンですよ』(洋泉社)。「知の巨人」はトンデモさんだ! と銘打った帯に曰く「科学知識は張子の虎、数ある著作は初歩的なミス、勘違い、珍説のオンパレード。その根底には、記述の間違い以上に深刻な思想の病気が潜んでいる!」「若き論客、衝撃のデビュー!」。記事に曰く「『東大生は教養がない』と広言する一流評論家に、カウンターパンチ炸裂か。昨年東大を卒業したOBが、氏の科学モノの疑問点を指弾する。若き日、『田中角栄研究』で実力者の権威を地に引きずり下ろした人物が、功なり名を遂げたいま論戦を挑まれる。さてこの本の教養度は・・・」。
・・・東大を卒業して立花隆に喧嘩を売った彼と、人生の基礎部であろう小学生時代の6年間を同じクラスで過ごせた私は、ひょっとしたら幸せかも。同姓同名の別人じゃないかって? ちょっと変わった名前なんで、そんなことは無い筈です。小学校の同窓会ってやってないんで、卒業以来会ったことないですが、猛烈に会いたくなった!
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・過去の「今日」。
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