無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2003年09月24日(水) クノイチのミノウチ/『新天地無用!魎皇鬼』5巻(奥田ひとし)/『全日本妹選手権!!』5巻(堂高しげる)ほか

 東区の一家四人連続殺人の犯人の写真、ようやくイラストから写真に切り替わる。まあ似てると言えば似てるか。モンタージュ写真が一般的だったのが似顔絵に切り替わって久しいが、効果の方はどんなものなんだろう。いや、今回の似顔絵はまあ上手い方だと思うんだけれど、たまに小学生の描いた「うちのお父さん」みたいなイラストが放送されることがあるから(^_^;)。署員に絵心のある人がいるとは限らないものねえ。
 その、中国公安当局にとっ捕まった王亮容疑者と楊寧容疑者、取り調べに対して、「殺害は誰からも頼まれていない」と供述しているとか。動機はただの物取りで、顔を見られたから殺したってんだが、金目当てなら、空き巣狙えばいいじゃん。ダンベルやら何やら予め用意しておいて、こんな言い訳が通用すると思ってんだから、ふざけた話だけど、それだけ「黒幕さん」が怖いんだろうなあ。あるいはよっぽど「信義」で結びついてるとか? なんかね、そのヘン突っ込んでくとね、まあヤバげな話になってくるので避けときますが(^_^;)、最後まで警察が追い切れるのかどうかなあ、という心配はもう募ってきてるんですよ。なんやかやと犯罪者には甘いんだもんねえ。


 休日明けの仕事、今一つ調子が出ず。
 軽い風邪だろうとは思うが、あまり発熱しないでただひたすらからだがダルくて重い、という感じになるのがいつもの症状。それでも声だけは張り上げることができるので、仕事をこなせないわけではないのだが、急に目眩がして意識が遠のきそうになるのが怖いんだなあ。傍目からは「なにフラフラしてんだコイツ」みたいに見られてるらしいのがまたツライんだけれども。うう、速く休日来い。


 ずっと前の日記に実は『SASUKE』が好きだ、なんてことを書いたことあるような気がするが、あれは比較的「ヤラセ」が少ないと思うからなんだね。有名タレントでも、失敗したらその場で脱落、さっさと消えちゃうからね。多少は事前の練習くらいさせてるかもしれないけれど、本番一発撮りなのは間違いなかろうから。
 『SASUKE2003・秋最強の女性No1決定戦"KUNOICHI"』、笑い取るためのイロモノ出演者もいるけれど、前回(未見)は第1ステージクリア者が5人だったのが、今回はぐっと増えて13人。出場者のレベルアップが競技を面白くしてるってこと、ちゃんと分かってるんである。
 まあ、根本はるみみたいに最初の舞踊石ですっ転ぶことが分かってるようなタレントも、何人かくらいなら出場させても構わないけど、だったらビキニで出場させろよ。「狙い」は「そっち」なんだろうからねえ(^_^;)。もう一人、明らかに「そっち」狙いな大原かおりがインタビューもなく、ちょっとしか映らなかったのは、芸能界の栄枯盛衰を象徴しているようで、ちょい涙。
 でも平山あやは運動神経もホントにいいみたいだから、もうちょっと頑張ってほしかったなあ。まさか風車渡で落ちるとはなあ……って前回も舞踊石で落っこってんじゃん。事務所、も少し練習させとけよ。なんかこの人、正統派アイドルだってできるのに、下手にいろんな方面への「個性」があるものだから、どう売ったらいいのかわかんなくなってて、損してる気がするねえ。そういう子には、特撮ヒロインやらせりゃいいのよ(^o^)。
 けど、今回恐れ入ったのは、C.C.ガールズの森洋子と水野裕子。森洋子は第3ステージまで、水野裕子はラストステージまで行っちゃうんだから、彼女たちの実力は本物だろう。いや、円柱渡とか、崩れたバランスを即座に戻してるとこ見ると、確かに二人ともバランス感覚がスゴイぞ、こりゃヤラセでもCGでもない(^o^)ってのがわかるから。
 特にエントリーナンバー100、しんがりを務める水野裕子の負けん気、根性、凛々しさには、つまらんテレビバラエティ嫌いの私が、一瞬、胸を突かれて見入ってしまうくらいのオーラまでが感じられた。プレッシャーに整った顔を歪めたり、大声張り上げたりするところなんかは、アイドルとして見た場合、マイナス要因とも言えるのだが、それ以上に、彼女が全身で表現している「やってやる!」というエナジーが、見る者を感動に巻きこんでいくのである。下手をしたら『SASUKE』の色物バージョンとしてしか見られかねない危険のあった『KUNOICHI』を立派な一つのスポーツショーとして見せられている功労者が水野裕子なんじゃなかろうか。
 ああ、こういう人こそ特撮ヒロインに抜擢して……って、そればっかりかい(^_^;)。そうだよなあ、日曜朝の特撮番組になかなか乗り切れないのも「なんでこの役者使ってんだ」ってコンセプトの見えない部分が大きいからなんだよなあ。


 『トリビアの泉スペシャル』、10分延長の拡大版だけれども、特にネタが増えた印象がない。
 つかねえ、今回の「種」なんか、凄い不快感感じるんだけど。
 動く歩道を一流のスプリンターが走ったら、どのくらい速くなるものなのか? という実験なんだけど、そのためにわざわざ連れて来てるのがベン・ジョンソンなんだよ。正直な話、私はこの結果が出たとして、それがどういうトリビアと認定されるのかが全く理解できないし、そもそも番組スタッフが何をしたいのかも分らない。
 「動く歩道」なんて、あんな走るのに全く適してない場所を走らせたところで、記録が出るはずがないなんてことは初めから解りきってる(トリビアの種に送ってきた投稿者もドアホウだ)。スタッフだって、仮に好記録が出たとしても、それが記録としては何の意味もないことは承知の上でやってるんだろう。わざわざ一流のスプリンターを呼んで走らせて、「ホラ、記録は出ませんでした」って笑いたいんだったら、最初から「冗談がわかる」人に依頼しないとシャレにならない。
 ベン・ジョンソンは40歳になろうとする今もなお陸上復帰を夢見てトレーニングを続けているとか。そんなの無理だよと誰もが思ってはいても、かつての彼にまつわる出来事を思い返せば、そう簡単にそのことは口に出せまい。そんな彼にこんな「冗談企画」を持ちこんだ時点で充分シツレイだとは思うのだけれど、もしも彼が「本気で」記録を出すつもりだったとしたら、スタッフは彼にとてつもなく酷い仕打ちをしたということにはならないか。それとも金メダルを剥奪されるようなやつには何をしてもいいって言いたいのか?
 結果、ベン・ジョンソンは、動く歩道の上100メートルを、10秒越えて走ったのだが(それだけでもトシを考えれば充分スゴイのだが)、記録を見たあとで「ここじゃなきゃもっと速く走れた」といかにも悔しそうに呟いていた。その様子を見る限り、やはりマジメに記録を出してやろうと思っていたんじゃないかという気がどうしてもしてしまう。会場はねえ、それ聞いて笑ってたけどさ(笑い屋さんかもしれないが)、「笑いものにしよう」という意図がミエミエのシチュエーションで、あえて笑えるものか? こういうのを、悪趣味とギャグセンスを混同してるってんだよ。
 タモリはこの「トリビアの種」に「満開」をあげていた。気休めにもならないだろうけれど、せめてそれくらいはしてあげないと、って気持ちになっちゃうよね、ホントに。

 特撮ネタ、アニメネタはマニアの突っ込みが激しいからなのか、最近はあまり目立たなくなった。「ウルトラマンと仮面ライダーは握手したことがある」ってのも今更なネタだけれども、これがトリビアとして通用するということは、オタクがいくら一般人化しつつあるとは言っても、世間知から言えば「そんなもん見てるやつはヘン」と思われてるってことでもあるのだ。つか、イタいオタクって、知識が偏ってるだけなんだけどね。「アニメや特撮のことに詳しい」人と、「アニメや特撮のことしか知らない」人とじゃ、そりゃナカミが違って当然。
 でも、『ウルトラマン』も『仮面ライダー』も、実作品を満足に見たことない人が一杯いるってこともやはり淋しいもんなのである。他になんか熱中してることがあるんならともかくも、それが例えば「野球」だけだったりすると、なんかもうこの人とは何をフックにしてコミュニケーションを取ればいいのか、と暗澹たる気持ちになるしなあ。

 今回一番面白かったトリビアは「『しばらくお待ちください』は地方局によって謝り方が違う」で、実際に全国ネットのそのテロップ映像を全部流したこと。これはもう、見ようったって見られないものばかりだから、こうしてまとめて紹介されると「圧巻」の一語に尽きる。「へぇの本」の第4弾が出た時には、これはぜひ見開きで、デザインがハッキリ判るように紹介してほしいね。フジテレビ以外の系列局のも知りたいけどそれはさすがに無理だろうな。

 こういう「地方もの」が『トリビアの泉』の中で一番面白いってのは、結局、他のトリビアが「知の切り取り方」としては下手だからなんである。やっぱ「へぇ」で終わる程度じゃ面白くないんだよね。補足トリビアがもう少し充実してくれればそのへんは大分解消されると思うんだけれども。「大相撲の力士は本場所中全員まわしを洗わない」というのも、理由は? ということのほうが気になる。補足トリビアで、インタビューを取るのならそこまで聞いてほしいんだけど、「臭くないです」で終わりだからなあ(ホントは相当臭いらしい)。
 ゲンかつぎなのかと思って調べてみたら、「絹製のマワシは洗濯するとすぐ柔らかくなってしまって使い物にならなくなるから」というのが正解のよう。もっとも力士一人一人はそんな疑問も持たずにただ「習慣として」洗わなくなっちゃってるようだけれども(^_^;)。


 マンガ、奥田ひとし『新天地無用!魎皇鬼』5巻(角川書店/角川コミックスドラゴンJr.・588円)。
 何か気がつかん間に掲載誌が「ドラゴンジュニア」から「ドラゴンエイジ」に移行してたのである。いやもう全てのマンガ雑誌のチェックなんてしてらんねーんだってば。だいたい勘違いしてる人も多いんだけども、私がこれこれこういうものを読んでますよ、ってご披露してるのは知識をひけらかしてるつもりじゃなくて、これこれこの程度しかモノを知らん人間だから、他のネタ振られても困りますよって意志表示してるだけなんである。その点で私のことを「すごいですねえ」と言って下さる人も、「知ったかぶりめ」とけなしてる人も、文意が読めてない点では同じなのだ。ちゃんと何度も書いてるのになあ。人はホントに自分の思いたいようにしかモノを思わない。
 かと言って、『天地』シリーズについて色々振られても困る点では、やっぱり同じなのである。前の第2期OVAシリーズからもう8年、第1期シリーズの内容も、既に記憶の彼方にスッとんじゃってるのよ(^_^;)。なんたって最初のOVAを、私は近辺では箱崎に1軒しかなかった「レンタルLD」で借りて見ているのである。一体いつの時代の話だ。
 だもんで、作中に「遥照」って名前が出て来ても、「それ誰だったっけ? ああ、天地の親父さんか」と、思い出すのに時間がかかるのだ。テレビシリーズに付いて行けなくなってきたのもトシのせいなんだろうなあ。『新天地』の途中まではなんとか追いついてたんだけれども、『GXP』はもう深夜枠だったこともあって見られなくなってしまった。
 それどころか、一番好きだった「鷲羽」の声優さんの名前がすぐに出てこないのである。魎呼の折笠愛も、阿重霞の高田由美も、砂沙美の横山智佐も、美星の水谷優子もスラッと出て来るのに、「小林優子」だけがブラックボックスに入り込んじゃってるのはなぜなのか。昔のイベントでも、前記の4人の露出は多かったけど、小林さんは控え目だったのが原因になってるのだろうか。
 まあ、それはそれとして、今巻の白眉は何と言っても34話「餐」の寿司グルメ合戦であろう(異論却下)。こんなとこにも「トリビア」の影響は見て取れるが、「なぜ寿司は二貫ずつ出すのか」について、「江戸時代当時、オニギリ大だったのを半分に切ったのが始まり」、とか最初はマトモなウンチク披露の話だったのが、いつの間にか「キュウリに蜂蜜をかけるとメロン味になる」とかどんどん胡乱な方向にズレて行く。
 「プリンに醤油をかけるとウニの味になる」
 「味噌汁に牛乳入れるとバター味になる」
 「バナナにマヨネーズをかけるとメロン味」
 「イカ刺しにポカリスエットをかけるとナタデココ味」
 「酢メシに生卵とコーラを混ぜると旨い」
 「ウニに納豆とアイスクリームを混ぜて……」
 誰かためしてみなさい(^o^)。
 なんかもう別に『天地無用』でやらんでもい〜ような話になっちゃってはいますが、面白ければいいのである。


 マンガ、堂高しげる『全日本妹選手権!!』5巻(講談社/アッパーズKC・540円)。
 まあこのマンガについてはもうあまり細かいことは言いたくないのであるが(いやまあ面白すぎるからなんだけどね♪)。新キャラに関しては特に「触れてはいけない」と私の背後霊が囁いてるのでパス(^o^)。
 「世間で叩かれがちなものを弁護しまくってあげる」っての、これまでの地雷踏みまくりネタを逆手に取っての堂高さんの大逆襲という感じで今巻抜群の面白さを誇っており、でもやっぱり地雷は踏みまくっているのであるが(^_^;)、やっぱり「○かほ○さと○」を嫌ってるオタクって多いんだなあと再確認。
 実際、悪口しか聞かんのに未だに需要があるというのはやはりどこかにファンがいるんだろうけれども、見るからに頭悪そうな中坊でも、やっぱり「あ○○りはねえ」とか言ってんの、よく耳にしてるんだぞ。どこにいるんだファン。
 で、あ○ほ○さんをどう誉めているかと言うと、「エンタテインメントに徹せられるのはすばらしい」。……えー、やっぱリコメントは避けます。
 更には何をどう俎上に上げているか、あとのネタをちょっと列挙してみよう。

 「○崎アニメの声優」→「自然な演技のスキルを持った人を抜擢するのは必然」
 「アイドル声優」→「人間美しいに越したことはない」
 「○原めぐみ」→「どんな役でもこなす技巧派」
 「ガンダ○シー○」→「『サイバーフォーミュラ』はよかった」
 「子安のアレ」→「女子中高生の妄想をあおる術を熟知して(以下略)」
 「声優使った特撮」→「本家の特撮の俳優も昔からあんなもん」
 「○渕裕」→「社会現象まで起こしたもんね、『エヴァンゲリオン』」
 「自分の漫画のエロ同人誌出してる漫画家」→「(省略)」

 誉めてるなあ(^o^)。いやもう、オモテで語れるネタとしてはこれがギリギリの線なのだろうなあ。
 でも、「宮○アニメの声優」についてはちょっと異論がある。確かに『もののけ姫』のアレとアレとかがひどすぎたんで、どうしてもマイナスで見られる傾向があるのは納得するんだけれども、みんながみんなハズレってワケでもないでしょ。『もののけ』で言えば、西村雅彦や美輪明宏はちゃんと評価しないとイカンと思うんだがねえ。アニメ出身だろうが、実写出身だろうが、要するに役者としてその映画にハマッてるかどうかってのを判断しないと結局はただの印象批評にしかならんのである。例えば、『となりのトトロ』のメイちゃんは坂本千夏でいいけれども、『火垂るの墓』の節子は“当時の”白石綾乃ちゃんでないといけないってのは、そもそも作品の「質」が違うから、ってことなんだよ。
 前にも書いたことあると思うが、「結局有名俳優を使うのは、客寄せのためじゃないか」って批判を一蹴できるのは、『カリオストロの城』の頃から、宮崎さんだけじゃなくて大塚康生さんも含めて、「演出家としては」、アニメ声優の誇張されすぎた演技がイヤでレギュラー声優を変えたがっていたことを指摘しとけば事足りるのだ。クラリスやカリオストロ伯爵に、当時は声優専門ではなかった島本須美や石田太郎を起用したことまで否定するかねえ?
 も一つ言えばよ、ただ客寄せのためなら、サンやアシタカにあの人たちを使わんでもジャニーズ系の人選んだ方が得策でしょうに。アレで客寄せになると判断する感覚がもう、オタクの平常感覚が偏ってることを逆証明してるんである。それで言うなら、小宮悦子やらイザムやらをゲストに呼んだ『クレヨンしんちゃん』のほうがよっぽど「客寄せ」に熱心じゃん。批判と難癖の違いくらいはハッキリさせてよね。
 オタクがさあ、林○めぐみの小器用さがイヤだって言うなら、○崎さんの声優起用の仕方には賛成してもよさそうなんだが、なぜか批判の声が大きいのは、「苦楽を共にしてきた仲間が有名になったことへのやっかみ」に近い感覚があるようで、なんかちょっとウジウジし過ぎてんじゃないかって思うんである。

2002年09月24日(火) チチに弱い男ばかりじゃねーぞ/『アフター0 著者再編集版』3・4巻(岡崎二郎)ほか
2001年09月24日(月) 荒らしを起こして♪/DVD『マジンカイザー』1巻/『KUNIE』1巻(ゆうきまさみ)ほか
2000年09月24日(日) ○○と○○はどちらが臭いか…汚ねえな/『いつも美空』1巻(あだち充)ほか



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