脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます



 渡すか捨てるか

気持ち っていうのは、 give and take じゃなくて、

give or throw(渡すか捨てるか)

だって思って生きてきている私は、

少しさみしい女であり、

自己中心的でもある。



でもそう思わないと、

やってこられなかった。




2010年11月25日(木)



 おとなだって、「ともだち」をする。


おいしいものを食べたら、一緒に食べたくなる。

面白いものを見たら、一緒に笑いたくなる。

うれしいことがあったら、すぐに報告したくなる。

いやなことがあっても、一緒にいれば笑い飛ばせる。

悲しいことの話をしたら、悲しいことが軽くなってる。

どうでもいいことが、いつまででもたのしい。

多少の無理なんて、無理にならない。

またすぐに、会いたくなる。

最高にバカなことを、最高に楽しくやってのける。



だいじだってことを、わかっている。

おとなだから、わかっている。



胸を張って「すばらしい」と宣言するよりも、

だいじに扱うことができる。


おとなのする「ともだち」は、

言葉以上の価値で存在しつづける。




2010年11月21日(日)



 ひとかけらの朝焼け

「浪漫部ですよ、浪漫部!!」

後輩たちが、たのしそうにそういって星を見に行く企画を提案してくれていた。


今日は久しぶりに元おなじ部署の同期の子6人ぐらいで集まれて、しし鍋を食べに行ってたくさん笑った。この前は、後輩の子と景色のいい山に行って、持参のお昼ご飯を食べてピクニックをした。
集まったときいつも私たちは、今度はどんな楽しいことをしようかとあれこれ話し合う。温泉に行きたいね、とか、今度はどこどこにご飯食べに行こう、とか、Wii大会をしよう、とか、家で鍋をしよう、誕生日会をしよう、とか、いろいろ、いろいろ。


たのしい企画はたくさん出る。その6割ぐらいは仕事に押し流されて消えていくけれど、それでも負けじと企画を考える。
世代を超えた年代で、あの部署のひとたちは(私も含め)学生のように屈託なく、遊ぶ。


就職して1,2年は、職場が殺伐としすぎていて考えられなかった。
色々と人が入れ替わって、びっくりするくらい、変わった。


私は来年職場を変わるわけで、
その来年行くところには何人か友人はいるけれど、今ほど色んなひとと色んなことをしたりは、しないんじゃないかと思う。

同じところで一緒に頑張って、色んなつらさを一緒に乗り越えてきたからこそ、生まれる信頼と尊敬、連帯感。
そして、一緒に楽しもうという、優しさと明るさ。
色んなものが一緒になって初めて、このぜいたくな雰囲気が出来ていたのだとおもう。

自然の芸術みたいにできあがったそれらを手放すのは、離れるのは、少しさみしいなと、思う。

けれどそれと同じくらい、そういった仲間と一緒に働けたことを、とても大事に思っている自分がいる。

浜辺で、ものすごく綺麗な朝焼けを見たような気分。

自分の手にすることはできないけれど、もしかしたら同じような空はもう二度と見ることができないかもしれないけれど、でも見つけることができてよかった。

せめて写真に撮って、だいじにとっておきたい。



ずっと手にすることはできなかったけれど、

見つけることができてよかった。


がんばって、よかった。



2010年11月17日(水)
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