脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます



 ロマノフ王朝の悲劇




たとえどんなに

死後祈られようとも、
惜しまれようとも、
悲しまれようとも、
尊ばれようとも、

その死亡の地に教会を建てられようとも、
聖人とされようとも、


殺される側としては、
殺された時この上なく残酷であったことに変わりはない。


生き残った生者は、
つまるところ自らのやり場のない魂の心を昇華させようとして、
祈っている。


生者は過去に向かって祈るのではなく、未来に向かって祈っている。
そしてその未来に、かつての死者は存在し得ない。




2008年08月31日(日)
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