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■ アポリネール
『日も暮れよ 鐘も鳴れ 月日は流れ 私は残る』
アポリネールの詩に出てくるこのフレーズに、 中学の頃の私は衝撃を受けたように惹かれた。
たしか愛の詩だったと思う。失恋だか、遠く離れていったひとかの。 愛とかはよく判らなかったけれど、そのフレーズにだけはとても惹かれた。
何ともいえない郷愁のような淋しさに、 惹かれた。
大学になって、アポリネールの小さな詩集を見た(ひどい話だが、本来は面倒くさがりが邪魔をしてほとんど本を読まない人間である)。 そうしたらノリノリでアッツアツな愛の詩ばっかりで、ちょっとがくりとしてしまった覚えがある。
うそ、本当はちょっと笑ってしまいました。
2007年09月05日(水)
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