三楽の仕事日記
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2011年10月18日(火) |
今年も南海師匠が光ヶ丘中へ |
西庁舎へ向かう。勤務開始時から相談。その結果を事務所へ連絡し、午後のスケジュールを決める。教育委員室で会議。午前中終了。
事務所へ戻り、昨日分の決裁もあって、二山の決裁板を処理。明日の委員長・教育長会議での所管事項説明原稿を書き始める。前日にもなって用意できていないのは初めて(泣)。説明項目だけ決めて、再び事務所を離れて相談。あっという間に1日の勤務終了。
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小牧市立光ヶ丘中学校ホームページには、この時期の恒例となった社会科と講談のコラボレーション授業の様子が掲載されている。この授業は、2005年に僕が社会科担当のS先生と始めたもので、すでに7年目。いやあ、凄い。
なぜこの企画をしたのか。それは「我が国の伝統文化を尊重する教育に一石を投じたい」という思いから。2005年10月19日、県義務教育課主催の「我が国の伝統文化を尊重する教育推進協議会」が開催された日の日記にその思いを記録している。
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「我が国の伝統文化を尊重する教育推進協議会」に出席。県内のモデル校6校の代表とそれぞれの外部講師さんが同席。我が校は旭堂南海さんの出席。みなさんびっくり。
僕は大きく二つのアプローチがあると意見発表。我が校のように教育課程を見直し、これまでどちらかと言えば、軽く扱っていた日本の伝統文化に光を当てることを主とする取組。もう一つは地元の伝統文化に光を当て、連携を図る取組。全国のモデル校のほとんどは地元伝統文化密着型ばかり。我が校の取組は異色です。
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「伝統文化を尊重する教育は地元文化とのリンクという図式だけではありませんよ。光ヶ丘のような新興住宅地では、地元文化との連携はやろうにもやれない。ならば、こういう一手はいかがでしょうか」と提案したわけだ。それがもう7年も続いている。
「講談師見てきたようなウソをつく」と言うが、南海さんがすべて事実として語る歴史ドラマの中に隠されたウソをこれまで学んできた歴史知識や認識をもとに見破るという授業は、他にあるまい。日本の伝統文化の一つ、講談を楽しみながら歴史を学ぶという授業だ。
予算があるからできる実践という指摘があることは承知している。その予算のことが気になる方もあるだろうから書いておく。研究指定を受けていた2年間は、県教委(国)からの研究費を活用。(研究費がいただけるということがあって考えた企画でもある)その後は「小牧市特色ある学校づくり事業」の企画に組み入れて予算を確保。現在もその予算で実施されていると理解している。
最後に旭堂南海師匠情報。今月29日には次の企画がある。友人の服部さんによる企画だ。
第3回 邇波史楽座 旭堂南海 講談「小牧長久手の戦い」 日時:2011年10月29日(土)午後2時開演(開場は1:30) 場所:犬山国際観光センター「フロイデ」2階研修室 木戸銭:前売り1000円(当日1200円)
南海師匠の講談を一度聞いてみるといい。日本文化の中に、このような素晴らしい語り芸があることに驚かれるに違いない。上方講談なので、笑いもたっぷり保証。
2010年10月18日(月) 県福祉事務所家庭相談員業務研究会に出席 2009年10月18日(日) 第17回いきいき寄席 2008年10月18日(土) マイタウンマップコンクール会議 2007年10月18日(木) 今日は・・・ 2006年10月18日(水) 上方講談で小牧の歴史を楽しむ会 2005年10月18日(火) 御前崎市から視察 2004年10月18日(月) 敦賀市中数研修会にて 2003年10月18日(土) レッツノートへ移行作業
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