三楽の仕事日記
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2011年05月21日(土) |
海部地区総合体育大会開会式に出席 |
いつものように起きて、通勤途中駅の木田駅へ向かう。本日は平成23年度海部地区総合体育大会開会式に来賓として出席。皆さんのご丁寧なお出迎えに恐縮。テント下には多くの校長先生方がご着席。この地区で1年過ごさせていただいたおかげで、昨年に比べれば、テント下でも落ち着いて座っていられる。周りにおられる方は、私のことをそれなりに分かっていただいているという気持ちがあってのことだ。
昨年の開会式では、中学生の前で久しぶりに話すことで、妙に緊張したことも思い出す。今年はなんともないだろうと思っていたら、指令台に立った途端に不思議な緊張感が走る。6月に依頼を受けた全校生徒を対象とした授業風味の講話はうまくいくだろうかと不安になる。
30分ほど競技を参観。会場を後にして、いつもの帰宅ルートへ。乗換駅の売店で目に入った「日本人の叡智」(磯田道史著、新潮選書)。昨日の異業種交流会で話題に出た本だ。さっそく購入して読み始める。
「はじめに」で記された以下の文。著者の古書好きに驚愕。 毎日のように、薄暗い書庫のなかに入り浸り、汚い床に座り込んで、ほこりのなかで古書をむさぼり読む。食べるものも食べず寝るのも忘れて、この陶酔の時間に、はまり込んでいってしまったがために、あるときは書庫のなかで倒れ、とうとう図書館から救急車で病院に搬送されてしまったこともある。しかし、これが好きなのだから仕方がない。
時々、過去の仕事日記に目を通し、時の流れの早さを感じたり、このときに生まれた発想なのかと思い出したりすることがある。
2003年05月19日の仕事日記には、鳥取まで職員室でのIT活用について講演に出かけたことや、帰路で「元気な学校を支援し創る会」の設立を思いついたことなどの記録があり懐かしい。
2005年05月19日の仕事日記には、大村はまさんのこんな厳しい言葉を記録しているじゃないか。
「熱心と愛情、それだけでやれることは、教育の世界にはないんです。子どもがかわいいとか、よく育ってほしいとか、そんなことは大人がみんな思っていること。教師としては、人を育てる能力、教師の教師たる技術を持っていなければ困る。熱心、結構。いい人、当たり前。悪い人であったら、たまったものでない。なのに、教師の世界では、いい人ということがかなり幅を利かせている。ほかの社会では仕事の能力と切り離して、いい人をここまで尊重はしないのではないか。技術を忘れたただのいい人では困るのです」
人を採用する立場となった今、この言葉の重みをつくづく感じている。
2010年05月21日(金) 第3回学校教育の情報化に関する懇談会 2009年05月21日(木) 出ない杭は腐る 2008年05月21日(水) スクールカウンセラー連絡協議会 2007年05月21日(月) ICレコーダー購入 2006年05月21日(日) 笑いはビジネスを変える 2005年05月21日(土) 教師力アップセミナー第1回は有田さん 2004年05月21日(金) 総合センターで新任校長研修会 2003年05月21日(水) 蒸し暑い日
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