こんなに好きでもいいですか? すみれ 【MAIL】【HOME
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2003年01月07日(火) Smile



御正月休み明け、初めての休日。
長い間、休んでいたので昨日、会社のデスクに座っても
ナカナカ感を取り戻す事が出来なくて
書類を整理するのも時間が掛かってしまった。
パートと言えども、私が抜けたら誰も変わりが居ない仕事だから、
出来るだけ周りに迷惑を掛けないでこなして行きたいと思う。


神経が疲れているのか時々、夢でも職場の事が出て来る。
今日の様な休日は一人でゆっくり好きな事を楽しんで居たいのに、
同居人は、まだ休みだと言う。
ここの所、仕事が無いらしくお正月から
ゴロゴロしている同居人の姿しか見ていない。
又家の中が壮絶とした雰囲気にしかならないのは解かっていたから、
暫くの間、近くのデパートに行ってみる事にした。
新年も過ぎて、そんなに人が居ないだろうと思っていたのに、
もう冬物のセールが始まって、思ったよりも人口密度が高くびっくりした。
それでも、好きなお店の中をウロチョロして2時間程、時間を潰す。
帰ってくると同居人は又布団に潜り込んだのか、ただ眠っている。
ブランチを摂る時にだけモソッと起きて来た。


その後は各自又好きな事をして過す。
仲の良い夫婦の様に、揃って出掛ける訳でもなく、
二人で何かに取り組む訳でもない、
何の為に一緒に居るのか・・・意味も解からない。
私はデスクに座って自分の好きな事に只没頭する。
でも、遣りたい事は色々とあるのに、意味が解からなくて躓いてばかりいる。
息抜きに彼へ午前中に出掛けて来た事を報告すると、






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そんな返事が帰って来た。
年末位から彼は影も形も解からない第三者に・・・。
そして私は彼の家族に・・・。
御互いに不可解な嫉妬心を抱いている。

「他の異性に対しては興味なんてないし、
どうせ食事に行くなら気心の知れた貴方が良いから、
余り心配しないで」・・・彼へそんなメールを返すと、

「僕こそ嫌な聞き方をしてゴメンネ・・・
何をするのもすみれの自由なんだからね・・・」

返事を読んで少し安心した私だが、彼の言い知れぬ不安感を思うと、
又切ない気持ちが何処からともなくやって来た。


夕方、いよいよ切羽詰った私が
「遣りたい事が上手く進まない」
そう泣き言を告げると、
仕事で忙しい筈の彼が3時間以上も掛けて色々と説明してくれた。
同居人も在宅していたので電話でアレコレとは話せなかったけれど、
私は家事を、彼は仕事の片手間に、何往復もする遣り取り。
そして彼の適切なアドバイスに私はスッカリ頼りっぱなしだった。

「頑張ったけれど・・・上手く出来なくてごめんね。
僕ももう少し考えてみるよ・・・。
兄貴のところに行くのを忘れてました。 これから行ってきます」

気が着くと時間は夜の8時を過ぎていた。
帰りのメールはナカナカ来なくて又少しヤキモキしてしまったけれど、
今日は又彼の存在価値を思い知らされた・・・。
離婚するとか、一緒になるとか・・・・そんな事を私が考えなければ
彼は誰よりも頼りがいのある人・・・。
私が何時もチッポケナ事で頭を悩ませないように気遣ってくれる。
出来たらその想いに答えてあげて行きたい・・・。
私に何が出来るのかは解らないけれど・・・。
出来るなら・・・彼の前では何時も笑って居てあげたい。










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