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2002年06月07日(金) 今までの事<同居人3>



破談になると思っていた結婚が破談にならなかった。
同居人は考え込んでいたけれど、
これも自分の人生だと思ったのかもしれない。
結婚式までに就職も決まって、一安心していた。
ところが、蓋を開けてみると、
同居人には多額の借金がある事が判明。
(多額と言っても今なら屁とも思わない額だが)
私の母に話すと、結婚というスタートに借金があったんじゃ、
良いスタートもきれないだろうからと、結婚前に逝ってしまった、
私の実父の遺産金を同居人の借金にあてがってくれた。
そのお金は苦労をした母が全額貰うはずだった。
それでも、全部お前名義になってるからお前が使えば良いと渡してくれた。
私も母に甘えてしまった。
まだ、本当に結婚してやっていけるのだろうか?
私がこの人を幸せにして行けるんだろうか?
と疑問がイッパイで・・・それを母に甘えてしまっていた。

実家が遠い私は結婚式を実家で挙げた、
同居人の家は事情があって御金も無かったし、
親戚付き合いも少ない家柄で、
(同居人が学校を卒業したばかりだったし、
同居人自身、結婚資金なんて夢のまた夢だっただろう)
式の御金も準備金も全て私の家から出し貰った。
もちろん、結納金なんて一銭も無い。
会社の関係もあるので、
今、住んでる所でも会社関係の人を呼んで少しばかりのパーティーをして、
やっと一通りの事が終ってホッとしたのか私は倒れてしまった。
ストレス性の胃潰瘍、それが病名だった。
実父の死・妊娠騒動・結婚・借金・そして仕事・・・。
「疲れた」
と思った。
暫く休もうと思って1ヶ月入院した。
退院してからすぐに仕事に復帰した。
又、毎日、遅くまで仕事が続いた。
家事はなるべく早く起きて夕飯を作っておいて冷蔵庫に入れておいた。
同居人の仕事も遅くなる事が多く、
御互い帰ってきて作る時間を省いて一緒に食べられると思ったし、
もし、先に同居人が帰って来ても冷蔵庫から出してチンッして食べて
貰えると思ったから・・・。
でも、一緒に御飯は食べられなかった。
具合が悪くて、それどころじゃなかった。
仕事から帰ると眠くて御飯も食べずに熟睡する毎日。
朝は頑張って起きるけれど、それでも睡魔に勝てない日が何日もあった。
退院してから1ヶ月後、病院で退院後の検診。
主治医の先生から、こう告げられた。







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私は自分が妊娠していた事を知った。
複雑だった、妊娠騒動を起こしてまで結婚したのに、
素直に嬉しいと思えなかった。
すぐに母に電話した。
でも・・・・
私に届いた言葉は
「おめでとう」ではなかった。
悲しくなった、
色々、心配は掛けたけれど、
迷惑も沢山掛けたけれど、
「おめでとう」と言って欲しかった。
言って貰えない理由も解かっていたけれど、
母親だったら・・・・
「おめでとう」
って・・・・・。
泣いてる私に同居人だけが、
「嬉しいよ。凄く嬉しい。」
と言ってくれた。
まだ、不安な事はイッパイあるけれど、
その時、私は頑張れそうな気がした。
この人と、この人の子供を一緒に育てて行こうと思った。



<今日の出来事>


まだ、今日は夕方です。
子供が居ると日記の更新が出来ないので早めにする事にしました。
今日は同居人が子供を保育園に送って行ってくれました。
昨日、同居人が帰宅してからPCを弄っていた私に、
「マンマ・・・今日の朝はゴメン」と言いました。
でも、私は「あぁ、うん。」としか言いませんでした。
同居人が一言、言って別な部屋に移って行った後、
閉じていたウィンドウを開いて、
何事も無かったように彼とメッセを続けました。

先日、とても可哀相な日記を読みました。
彼女は29歳で旦那様の事をとても愛しています。
子供もすくすく成長して可愛い盛りみたいです。
でも、旦那様は浮気をしている。
毎日の浮気相手とのメールの遣り取り、
毎晩のメッセ。
彼女はそれを知っていて、とても苦しくて辛くて遣りきれない想い。
旦那様のすぐ側に居て、旦那様の事を一番、愛しているのは彼女なのに、
どうして旦那様はそれを解ろうとしないんだろう?
彼女は旦那様に私を見て、私を想ってと何度も懇願しているのに・・。

私達とは全然、経過は違うし御互いの気持も違うだろうけれど、
今日、同居人と彼女を重ねて見てしまいました。
そして、彼の家の人もそうなのだろうか?と少し考えました。

これから、私達はどうなっていくのだろう・・・・。
今は何も考えたくない・・・・逃げているかもしれないけれど、
今は・・・そんな風に思っています。

それにしても、この日記、過去の事ばかりでチットモ前に進まないです。
でも、私達がどうしてこうなったかを書き留めておきたいです。
不倫を正当化しようと思っている訳でもないし、
それぞれの事情があって今、こうしている訳で・・・。
あぁ・・・
ナンカ言い訳っぽいのでやめにしときます。
今日の彼は又、日帰り出張です。
しかも同行者も居るのでメールも電話も来ません。
それでも、午後からの出張だったので、
午前中は何度も電話をくれました。
きっと、出したメールも目は通していてくれているでしょう。
無事に帰ってこれたらいいです。
もし、何かあっても私の所へは連絡なんて誰からも来ないから。
無事に帰路についてくれたら、それだけでいいです。
そう言えば、まだメル友だった頃、彼から一日メールが来なかった時、
その日も日帰り出張で・・・待っても待ってもメールが来なくて、
私・・・やっちゃいました。
電話して・・・・。


すいません!!○○さんって方、
交通事故で死亡していませんか?



そうです。心配で心配で・・・・。
警察に電話してしまいました。
その後、彼からのメール・・・。

飲みに言ってただけだった(^▽^笑)

後日、彼に話すと。
「可愛いね〜♪」
と言われてしまいました。
つい何ヶ月前の話なのに、もう遠い昔のような気がしてしまうのは
どうしてでしょうね・・・。




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