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■ 「はだかの王様」 考
18世紀オーストリアの首相、リエトバーグという人物は、男ながらに女よりもオシャレ好きで、1日に30回も服を着替えていたという。 おそらく服の数やそれにかける金もハンパじゃなかったろう。 いやはや民衆が貧しくて苦しい思いをしているというのに、贅沢三昧・・・
この話を見ていると、アンデルセンの童話「はだかの王様」を思い出す。 たしかあの王様もオサレが大好きで、「よし!今日はこの服にしよう!」とか云ってオサレ三昧の生活を送っていたのではなかったか? んでもって実はイカサマ服飾屋の二人に「トクベツな服」だかなんだかを作らせたんではなかったか。 イカサマ服飾屋が作った(と演じていた)服は実は何もなくて、でもその服のうそっぱちの素晴らしさを語った上に「これが見えない方は見る目がない」みたいな事を云って、明らかに見えないのにそれを悟られたくない大臣たちも「うむ、これは素晴らしいですな!」などと云っていたんだっけ。
浅はかな見栄が滑稽に皮肉られている風刺物ですな。そら泥棒も笑う罠。 しかしそれ以上に思ったのは・・・ オサレに金を湯水のようにかける王様。 いやはや実にファッションにこだわりがあったのでしょうな。 そんなにファッションに拘るんだったらいっそ何も着ないファッションでもして笑われちまえ! ・・みたいなものが、あるような。 うーん、でも「裸っていいじゃないか!」とか民衆の人達が云ってジブンの服を脱いでお祭り騒ぎしだした、みたいなエンディングを聞いたことがあったから、あの話はそこまで皮肉ってたわけじゃないのかな・・・いや、むしろ逆か? 服にアホなくらい金かけてお澄まししてるくらいだったら、いっそのこと服着ない方が気もラクでいいじゃないか!みんな着なけりゃ関係ないさ! =もちょっとラフに人生いこうよ ・・や、ここまでええかげんじゃないか。 しかもやたらポジティブシンキングで気持ち悪い。
・・・でも、アンデルセンにはやたらファッションに金かける貴族や金持ちがアホに見えていたんではなかろうか。 私だったらそういう意図で話を書くが。
・・童話、ちょっと自分なりに見方を変えてまた読み直してみるといいかも。
2003年02月18日(火)
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