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■ ワレワレハ地球人ダ
交通技術や通信技術のめざましい発達によって、 この地球上においての時間的距離の概念が驚くほど短縮させられてきた。 インターネットなど、間に距離を感じさせないが如くだ。 (大袈裟な表現だが)たとえ地球の反対にいる人間にメールを送っても、瞬時に届いてしまうのだ。 世界中の異なる地域に住んでいる何カ国もの人と、同時にチャットでお喋り出来るのだ。さながら隣にいる者に語り掛けるかのように。
距離の境界線が、事実上ほとんど無くなった。
そしてどうだろう、もし自在に皆が使えるような言語翻訳機が出来たら。 たとえ全く言語の分からない人とでも、自在に意思疎通が図れるのだ。それこそ首狩族の方達とまともな話し合いが出来るかもしれない。アイルランドの方達の不条理さに満ちた不思議な会話を堪能できるかもしれない。 そりゃ文化は違うから価値観を共有出来るとは限らないけれど、とりあえず普通に会話が出来るのである。
言葉の境界線が、無くなる。
・・・そうやって技術が発達するにつれて、地域と地域、国と国との「境界線」や「仕切り」が無くなっていく。
すると、区切りなんてどうでもよくなってきそうな気がするのだ。 勿論国ごと、地域ごとの固有の文化は生きたままだ。 生きたままだが、周りの状況が分かるようになってくると、周りを意識の中で遮断する必要が無くなってくるように思うのだ。 そんな意識が出来て初めて、「私たちはこの地球に同じように生きている人間なんだ」と思えるようになるのではないかと思うのだ。
私達は本当の意味で、「地球人」ではないような気がする。 「地球人」であるという自覚は、あるんだろうか。 この星に共に生きているという自覚は、あるんだろうか。 いやむしろ自覚してないからこそ本当の「地球人」なのか。 それとも他の星の住人が存在すると知って初めて、「地球人」である事を実感するのだろうか。
共に地球の上に生きているということ。 地球人であるということ。 地球人としてのアイデンティティ。
地球に生きていながら最も大切なことを私達は、 気付いていないような気がする。
―――何故「気がする」かというと、 私自身、気付いていないと思うからだ。
―――ワレワレハ地球人ダ!!
――また電波なものを・・・
2003年02月16日(日)
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