2013年05月19日(日)  旭寿の看板5千円。「バざあごっこ」プライスレス。

保育園時代のママ友たちと朝からフリマ。

いやー、焼けた焼けた。
いやー、何が売れるかわからない。

インクリボンがまさかの100円で売れ、
旅館の宿泊者プレゼントだった新品ゆかたが500円で売れたのに、
呉服屋の七五三着物は売れ残り、
若かりし頃に散財した旭寿のホーロー看板は5000円で引き取られ、
子ども服はひとつも売れなかったのに,お古の子ども靴は4足売れ、
わたしの服はひとつも売れなかったのに、
年賀状の撮影で使った着ぐるみのひよこと漫才師衣装と
メイド服とハロウィンで使ったピエロ衣装が売れた。

まさか売れると思ってなくて、写真を撮ってなかった旭寿の看板。

出張先の京都で母と落ち合い、たまたま通りがかった骨董市でひと目惚れ。
そのときの母とお店のおっちゃんのやりとりがおかしかった。
「表だけでええから真ん中ではがして半額にして」と母。
「無茶言いな。これ貼り合わせとちゃうで。一枚もんのホーローやで」とおっちゃん。
母はおもむろに、わたしに向かって「あんた、切符出し」。
東京へ戻る新幹線の切符を差し出すと、母はおっちゃんに突き出して、
「この子、東京から買い出しに来たんや。交通費かかってるねん」
おっちゃんは「お母ちゃんに負けたわ」と、色々おまけつけてくれたけど、
こっちが払ったのは結局一万円。
トクした気にさせておいて、ちゃっかり儲けて。おっちゃんの勝ち。

そんな思い出だけ、取っておきましょう。

小学校がバラバラになった仲間と再会トークをしながら、おこづかいを稼げて、お部屋もスッキリ(あっちこっちからモノを引っ張り出したので、ちらかってるけど、モノは減った)。

「暑いときに冬物は売れない」
「午前中が勝負」
「日焼け止めは流れる」
「ダブルクリップが洗濯バサミ代わりに使えて便利」
など、次回につながる教訓もたくさん得た。

お友だちとずっと遊んでいて、ほとんど店にはいなかった、たま。
だけど、「ほんもののおみせごっこ」には心惹かれた様子。
ほとばしるように描いた「バざあごっこ」のメモが34枚!
子どもにも「何か」を残せた貴重な体験は、プライスレス。

「えほん たまちゃんじけん 500円」は、お買い上げ後、書き下ろしてくれるそうです。




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