2013年02月21日(木)  名前のないパーティー ちょっと遅めの新年会

高校時代の同級生でコピーライターのさっちゃんから「名前のないパーティー ちょっと遅めの新年会」なるものに誘われた。

主催はダイヤモンド社の編集者、土江英明さん。

どんな人なのか、と土江さんが手がけた本を紹介するサイトを見てみると、堺親善大使を一緒に務める中谷彰宏さんの著書が紹介されていて、そのインタビューの聞き手が旧知の川上徹也さんだった。

共通の知り合いがけっこういるかもしれない。その人達にも会えるかもしれない。

そんな期待もあって参加を申し込んだ。

事前に自己紹介と近況を送っておくと、受付で参加者に配る名簿に掲載してくれる。今回は150名を超える参加があったそうで、名簿をまとめるのだけでも大変そう。これを土江さんは人まかせにせず自分でやってそうな気がする。

受付を済ませると、あちこちで「はじめまして」と挨拶する風景が。いわゆる異業種交流会や名刺交換会というものの、土江さん人脈版という感じで「土江さんとはどういうつながりで?」というやりとりも聞こえてくる、

小中学校の同級生でウェブディレクターでお酒が大好きなばんばんを誘っていたので、彼女と「元取ろう」と積極的に飲んで、食べた。こういうところは関西人。食事を取るために並んでいると、前後の人が気さくに話しかけてくれる。こういう会に慣れている人のようで、ほどよいタイミングで次の人へと回遊する。



シナリオ作家協会仲間の星野卓也さんや映画を作りかけたことのあるアップルエージェンシーの鬼塚忠さんと再会。あとは、さっちゃんや今日出会った人達とワインを潤滑油にいきなり盛り上がって飲んだ。

瞬発力を発揮して、起爆剤的に笑いを提供してくれる人がいる。初対面なのに毒舌を浴びせて、それでいて楽しませてくれる人がいる。

わたしは頭のレコーダーを録音モードにして、パーティで交わされるセリフを収集する。

面白かったのは、最近恋をした同世代の女友達ののろけ話を聞いて、「きゅんきゅんした」とわたしが言いかけたのを制して「いらっとしたわけですね?」と言った、ほろ酔いの同世代女性。「いや、きゅんきゅんしたって言おうとしたんだけど」とわたしが言うと「結婚してます? それ、余裕があるからですよ」。なるほど。この対比、そのままドラマに使えそう。

こういう場でないと味わえない空気を味わって、元を取った。

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