28(土)の川越サイン会に向けて、わに100匹が出発。
エンブックスの創始者で代表兼編集者兼営業の西川俊充さんは「50冊でいいのでは?」と言ったのだけど「わたしと島袋さんが乗り込むんだから、強気で行こう」と2倍の100冊に。
そもそもサイン会はおまけだった。川越百万灯夏祭りに合わせてラジオぽてとをやるので、そこに出演しがてら「わにのだんす」を宣伝させてもらうついでに物販も……と「つばさ」ファンクラブの寺崎さんとやりとりしていたら、外での物販は難しいことがわかり、蔵造り通りにある太陽堂という本屋さんに置かせてもらいましょうという話になった。
エンブックスというまだまだ無名の出版社の本をいきなり置いてくださいと言われて、はいそうですかとはならず、寺崎さんが何度も太陽堂さんに足を運び、わたしが「つばさ」の脚本協力で川越に縁があることも力説してくださり、ようやく取り扱っていただけることになった。
エンブックスの「エン」はご縁のエンらしく、それもあって西川さんは「縁(円)」に縁深い「てっぱん」のファンでもあった。絵本「わにのだんす」が生まれたのは、わたしと西川さんが同郷の堺・泉北ニュータウン出身という縁から。わたしと川越は「つばさ」の縁で今もつながっていて、今回、寺崎さんの尽力で、川越にわに百匹が上陸する運びとなった。故郷・泉北と大好きな街・川越がつながったようでうれしい。
縁がつながって、円(輪)になる。「わにのだんす」の売り文句は、「わになっておどろう♪」。