親しくしている陶芸家の檀上尚亮くんが関わっている北鎌倉のシェアアトリエ「たからの庭」へ。檀ちゃんからはずいぶん話を聞き、写真もたくさん見せてもらい、先月行ったたまからも「すごくいいとこだよ」と自慢されて、期待はふくらむばかり。だったのだけど、期待以上に、すばらしい場所だった。いい意味で想像を裏切られたというか、宝石が海の底に眠るように、たからの庭はお寺の境内の奥で静かに時を刻んでいた。小道を分け入り、「しずかに」の看板をいくつか超えると、かつて陶芸家が暮らしていたというアトリエが見えてくる。左奥には、のぼり窯。その名も「たからの窯」。昭和10年から40年代にかけて使われた後、永い眠りについていたのだけれど、去年再び火が入った。薪をくべ、どんどん温度を上げる。二晩寝ずの番をして、千度以上に。このときはまだハ百度台。いつもあるとは限らない、気まぐれ営業のカフェで、なぜか川越のCOEDOビール。手作りのフランクフルトとタイカレー。なんとも本格的。それもそのはず、鎌倉山でレストランをされている方が腕をふるっていた。檀ちゃんの陶芸の生徒さんだそう。陶芸のほか和菓子作りやヨガなどのワークショップがちょくちょく開催されていて、大人気なんだとか。夏休みには子ども講座もあるそう。たまは勝手知ったる顔で道案内。茂みの奥まで細い小道が。いい意味で、「手を加えすぎていない」ところが、すごくいい感じ。携帯も通じにくいし、ここでは、五感を働かせて、緑や風や生身の人間との対話を楽しむ。>>>今日の日記をTweetする 2011年07月15日(金) 尾道「てっぱん」ツアー1日目2010年07月15日(木) LANケーブルを引っこ抜いて仕事はかどる2008年07月15日(火) 6本めの長編映画『ぼくとママの黄色い自転車』撮影中2007年07月15日(日) MCR LABO #4 愛憎@shinjukumura LIVE2004年07月15日(木) 見守る映画『少女ヘジャル』2002年07月15日(月) パコダテ語2000年07月15日(土) 10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)
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