「娘にいつか悪い虫がついたら許さん!」とダンナは今から息巻いているが、娘のたまが年頃になる前に悪い虫に悩まされている。朝起きると、首筋や肘や太ももやおなかにダニに噛まれた跡が点々……。大人も被害に遭っているのだけど、子どものほうが肌がやわらかいからか、肌が新しくておいしいからか、集中的に食い物にされている。たしか、去年の梅雨時から夏にかけても悩まされ、3枚で6000円もするダニ取りシートなどを買ったりしたのだが、効き目を実感できないままに涼しくなってダニも引っ込み、忘れていたらまたダニの季節が到来したのだった。
薬を撒いたり焚いたりと化学的なことはあまりしたくないし、どうしたものかとネットで調べてみると、「掃除機をかけるのが何よりの退治法」とあった。ダニ本体や死骸や糞を始末しつつ、餌になる食べこぼしや埃を取り除いておくことで増殖をおさえられる。毎日じっくり時間をかけて掃除機をかける、それだけで激減しますとのこと。たしかに、昼間は遊び部屋にしているところに布団を敷いているので、食べこぼしもけっこう落ちているというのに、掃除機は週一回かければいいほうで、これではダニを養殖しているようなもの。早速こまめに掃除機をかけるようにし、シーツも毎日取り替えるようにしたら、目に見えて噛み跡の点々は減ってきた。必要に迫られない限り家事を手抜きしてしまうわたしに警告を与えるために、ダニ軍団は姿を見せたのかもしれない。
虫といえば、先月なかばの日中に保育園から電話があり、「先ほどたまちゃんがえびせんべいを食べた後に園庭で遊んでいたら、突然痒がり出して全身に発疹が出たのですが……」と報告された。えびアレルギーではないので、原因が考えられるとしたら、庭で何かにかぶれたのでしょうか、と答えて、早めに迎えに行くと、見るだけでこちらが痒くなりそうなブツブツ。お医者さんに診せると、「毛虫かもしれませんね」という診断だった。毛虫そのものにさわらなくても、毛が一本飛んできて当たっただけでもかぶれることがあるという。そのせいで毛虫のすみかである桜の木を切ろう、という過剰な反応もあるらしい。毛虫に住み着かれて食いものにされた上に切り倒されたのでは、桜の木にとっては踏んだり蹴ったりで、なんだか気の毒。
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