高校時代の体操部の同期だったさっちゃんから春にメールが来て、表参道で働いているから、こっち方面に来るときは連絡してね、とあった。2年前に上京するとき、別な同級生からわたしが東京にいることを教えられ、サイトを検索して見つけていたものの、連絡しそびれていたのだという。
ちょうど今日、一年ぶりに表参道で打ち合わせが入ったので、さっちゃんに電話したところ、お昼を一緒に食べよう、となった。打ち合わせを終えて、さっちゃんの会社の方へ歩いていく途中でわたし好みのかばんと目が合った所に、さっちゃんから「今どこ?」と電話。「246にぶつかる手前のカバン屋さん」「じゃあそっち向かうわ」と電話が切れて、ほどなく現れた長身の女の人と目が合った。高校を卒業して以来19年ぶりなのに、お互い一瞬で「あ!」とわかった。9450円から大幅割引の3000円という値段にも恋をして思わず買い求めた大輪の花柄のカバンは「モロッコ生まれ、ロンドン育ち」のSOAKWEARというブランドのもの。さっちゃんに会うために普段歩かない道を歩いていたおかげで、掘り出し物が見つかった。
かまどで炊いたご飯を食べられる大かまど飯 寅福で大皿のお惣菜をつつきながら、近況報告。さっちゃんは大阪にある広告制作会社の東京支社でコピーライターをしていて、大阪では北村想さんの教室で習って戯曲を書いていたのだとか。体操部にいた頃はお互いそんな話をしたことなんかなかったのに、大人になって、ずいぶん近いところにいたことにびっくり。「また書こうかな」と言うさっちゃんに「コンクールに出してみたら?」とすすめたり、どんな芝居が好き、という話をしたり。19年分の積もりに積もった話をするにはお昼一回では到底足りず、また会おうねと約束した。
2007年07月08日(日) マタニティオレンジ142 布の絵本とエリック・カール絵本のCD
2005年07月08日(金) いまいまぁ子とすてちな仲間たち
2000年07月08日(土) 10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/29)