郵政事業が民営化されて初めての年賀状。配達スピードに飛躍が見られるかと期待したけれど、年内に出した賀状が一週間近く旅して届き、さらに「あて所に尋ねあたりません」のスタンプを押された出戻り組みが往復の長旅を終えて今頃わが家に舞い戻ってきている。あて先不明組のうち何枚かはこちらに届いた賀状で調べがつくので、正しい住所を記した封筒に入れて送り直す。それにちょうどいい切手を郵便局で見つけた。十名の書家が思い思いに「ねずみ」の字を書で表現した「干支文字切手」。筆で書かれた文字部分がエンボスになっていて、うれしくてつい手触りを確かめてしまう。これは民営化・日本郵便のヒット作だ!と思ったら、平成16年から年末に発売されているそうで、子年版が四回目だそう。ゆうびんホームページで記念切手を通信番売していることも今回はじめて知ったけれど、これも民営化前からだろうか。
日本郵便が打ち出した新しいものといえば、一億枚刷ったのに1400万枚しか売れなかった「カーボンオフセット年賀状」の話題を新聞で何度か見かけた。地球温暖化防止に貢献するための5円の寄付金つき年賀状で、カーボンオフセットとは排出した二酸化炭素を相殺するという意味合いらしいが、趣旨が理解されにくかったのが苦戦した理由のよう。カーボンといえば紙、オフセットといえば印刷を連想してしまうわたしは、年賀状の用紙の種類だと思ってしまった。売れ残った8600万枚は溶かして再利用するのだろうか。それに伴い発生する二酸化炭素の量が気になる。
2007年01月11日(木) マタニティオレンジ58 フライングパンツ
2006年01月11日(水) Salyuさんの『風に乗る船』
2003年01月11日(土) おっと!ホットサンド
2002年01月11日(金) 親孝行