2007年08月25日(土)  マタニティオレンジ165 誕生日の記念写真

たまの一歳の誕生日記念に家族写真を撮ろう、青山一丁目のスタジオメモア(studio memoir)へ。2月にわたしの誕生日記念に母娘写真を撮って以来、半年ぶり2回目。手づくり感あふれるリフォームを施した居心地のいい一軒家のスタジオで一組一時間かけて撮影し、気に入った写真を一枚2000円で焼いてもらうか、フォトグラファーがセレクトした70枚を収めたCDを29800円で買うというシステム。14枚以上焼くなら買ったほうがお得ですよという料金設定になっている。フォトグラファーは韓国人の女性で、前回とは違う人。定期的に交替で来日されているとのこと。

前回、途中でおなかを空かせたたまがぐずりだし、授乳に10分ぐらい取られたけれど、今回は腹ごしらえばっちりだから大丈夫、と思ったら、「場所見知り、人見知り」の壁が。半年前に来たことなんかすっかり忘れているたまは、スタジオに入るなりべそをかき、わたしの膝にしがみついて離れない。広告の撮影なんかでも赤ちゃんを一人に絞り込まずに何人かスタジオに呼んで機嫌のいい子で撮影するし、子ぎつねヘレンの撮影でも常時二匹の子ぎつねが待機していた。赤ちゃんと動物相手の撮影は、時間と根気が必要になる。しゃぼん玉で気を紛らわしたり、持参した赤ちゃんせんべいを使ってフォトグラファーの助手さんに餌付けしてもらったり、携帯電話の着メロであやしたり。ようやくたま単独で撮れるようになるまでに20分ほどかかった。

衣装は一目惚れして買ったばかりのアガタルイスの元気色の上下、白い甚平、金魚の浴衣、フリフリレースの上下を持参。アガタルイスと甚平、スタジオおすすめのピンクのチュチュで撮ることに。着替える前に、最初に着ていた普段着(GAPのTシャツとスカート)姿もおさえてもらう。わたしが切った前髪はギザギザで、頬には一昨日いつの間にかどこかに打ち付けた青痣が残り、手足は汗疹で水玉模様なのだけれど、それでもフォトジェニックなのだから恐れ入る。前回撮った写真と半年後の現在のたまのツーショットをリクエストし、スタジオの雰囲気に合ったフォトフレームをお借りする。半年か一年後、ひとまわり大きくなったたまと、このツーショットを撮るのもまた面白いかもしれない。



今日いちばん活躍したのは、最近一家ではまっている近所の白山ベーグルのベーグル。撮影後半、ご機嫌取りのために差し出した一個をたまは手放さず、ベーグル&たまの写真が続いた。ベーグルにかぶりついたまま立ったり歩いたり座ったり。このままお店のポスターに使えるのでは、と親バカなことを考えてしまう。

たまは途中も何度かぐずったので、前回に比べると、撮影時間も枚数も少なく、その中からセレクトした70枚は似た写真が多くなってしまったものの、欲しい写真は14枚にはおさまらず、結局CDを買ってしまう。あくびをしたり、べそをかいたりという表情も、これはこれで捨てがたい。CDの表紙は、前回は70枚の中からこちらの指定した写真に日付を入れたものをサービスで焼いてもらえたのだけど、スタジオ規定の表紙になっていたのが残念。戸棚の見せる収納部分に挿している一枚目はフォトフレームとしても機能していて、わが家を訪ねる人との会話のきっかけにもなっている。自分で日付を入れて焼いて表紙を作ればいいのだろうけれど、前回うれしかっただけに、惜しんだ手間隙が惜しまれた。

2005年08月25日(木)  『クライマーズ・ハイ』(横山秀夫)
2004年08月25日(水)  アテネオリンピックと今井雅子
2003年08月25日(月)  冷凍マイナス18号
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